第十六話 黒蘭の力その一
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わすとはね」
「成程な、今の二?目か」
「ええ、二つのうち一つはフラフープよ」
それだというのだ。
「この通りね」
「そしてあとの一つは」
「また出すわ」
「然るべき時にか」
「武器は臨機応変に使うものよ」
「だからか」
「そうよ、けれど今の攻撃をどちらもかわしたとなると」
それなら、と言う薊だった。
「使う必要があるかもね」
「面白そうだな、では見せてもらおうか」
怪人は再び目を光らせた、そして今度は。
右手に雷球を作ってだ、その雷球を。
オーバースローで黒蘭に投げた、黒蘭はその雷球を前に動きながらだった。
首を右に捻ってそれでかわしてみせた、紙一重で。
そのうえで駆けつつだ、今度は両手に。
クラブを出した、勿論新体操のクラブだ。色はリボンやフラフープと同じ黒だ。
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