1章〜仲間として師として〜
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。持ち前の運動能力でケルビ程度は狩れますがそれ以上はできません、ですので彼女を一人で仮ができるくらいのハンターにしてほしいのです」
「・・・いいですよ」
「本当ですか!?」
期待していなかったのであろう村長は驚きで声が裏返っていた。
「えぇ、仕事のできる人間は多いほうがいい、それに彼女は才能がありそうですし」
これは本音だ、彼女の運動能力は一人前のハンターと見比べてもそん色ないくらいであると見立てていた。
そこに換金を終えてきたのであろうティアが戻ってきた。
「お話終わりましたか?でしたらおうちに案内しますけど」
「あぁ、それと今日からお前の師匠だ、しばらくはチームを組んで行動するからよろしくな」
「はい…ってえぇ!?師匠ってアスカさんがですか?!」
「不満か?」
「いやいやいやそんなことないですけど、私みたいなよわっちぃのにアスカさんをつけてもいいのかなぁって」
「俺がそれなりには戦えるようにしてやるよ、つーわけだとりあえず家に案内してくれ」
「あ、はい」
まだなんとなく呑み込めていなさそうな感じだが、まあいいだろ。こういうのは慣れだ。
「それじゃあ村長さん、これからよろしくお願いしますね」
「あ、こちらこそ」
こっちも困惑している様子だ。
「じゃあ行くぞティア、家はどっちだ」
「あ、あっちです、ついてきてください」
こうしてティアは俺の弟子そして仲間になった、こいつとはなんとなく長くなりそうな気がこの時から俺にはしていた。
2章へ続く
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