ティガレックスとキリンの狩猟 2
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なるが、何も起こらない。…………不発か?
ビシャン!
カ「……………なっ!?」
周囲に降る雷ではなく、一人だけに狙いを定めた雷が落ち、麻痺状態になる
カ「………ここまできて……これかよ」
キリンがゆっくりと俺に歩み寄る。諦めかけていたその時、カナミが俺の所に来て抱え込み、モドリ玉を地に向かって投げ、緑の煙が俺達の包み込む
────────────────
ポッケ村・集会所
モドリ玉でポッケ村に帰ってきた俺とカナミは集会所でアルゴにキリンのことを色々と質問攻めにされていた
ア「ふむふム。つまり、ヴァンターのお前らでもキリンの討伐は無理だったのカ」
カ「クシャルダオラとは全く強さが違うよ……」
カ「討伐は無理だったが、代わりにこれは手に入れたぜ」
ポーチからキリンの折った角を取り出す。アイテム名は《キリンの蒼角》触れるだけでもキリンの存在感が伝わるほどの物だ。アルゴはそれをまじまじと見る
ア「存在感がリアルに伝わるナ……それほどの相手ということカ」
カ「まぁ、確かに強かったしな。でも、久しぶりに刺激のある狩猟で楽しかった」
カ「……しばらくキリンはやりたくないよぅ」
キリン装備が好きなカナミがしばらくやりたくないという言葉を聞いたのは初めて見たかもしれない
ア「ま、少し使える情報も手に入ったしオレっちはおさらばすル」
集会所からアルゴが出ていき、俺達はまだ気を失っているサチの面倒を見ることになった
レイアSide
雪山・エリア6
初めてこの世界で戦うティガレックスは正直怖い。目の前にいる物を残さず喰らってやるという食欲とそのどう猛さ。あいつにとっては私達は餌にしか見えていない。だが、これだけは言える。あんたなんかに喰われるほど私達は甘くない
レ「モーラン!シビレ罠仕掛けるから角笛で気を引かせて!!」
モ「アイアイサー!」
プオ〜〜プオ〜〜
テ「グゴアァァァァァ!!!!」
モ「うわぁぁぁ!!こっちに来たぁ──!!」
雪をかきあげながら、ティガレックスは角笛を吹いたモーランに襲いかかる。その隙に私はシビレ罠を設置させ、準備を整える。モーランはそのままティガレックスをおびき寄せ、シビレ罠に掛からせる
テ「グオォォォォォ!!」
飛び散る火花がティガレックスの動きを止める。その隙に全員大タル爆弾Gを置き、起爆を受けないよう離れてから石ころを投げて起爆させる。罠が外れると、ティガ
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