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問題児たちが異世界から来るそうですよ?  〜無形物を統べるもの〜
乙 K
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神格をギフトに同調させて。」
「そのまま暴れていた、という形になります。」

一輝は七人が順々にこたえたのを聞いて、どうにか現状を理解していった。

「なるほど。つまりは、お前たちに神格を与えたやつがいるんだな?」
「はい。いるにはいますけど・・・」
「あ、こんなところにお手軽拷問セットが、」
「本拠の場所から何まで、全て喋らせていただきます!むしろ喋らせてください!」

主への裏切りよりも拷問の方が恐いようだ。
一輝はその後に続けられた神格を与えた存在の名前を聞いて・・・

「ふぅん・・・ま、依頼のついでか。」
「あ、あの・・・私たちはどうするので、きゃー!」

一輝は何かを決め、七人ミサキをひとまとめにした束を片手で持ち上げて倉庫の一室に投げ込み、

「んじゃ、ちょっと行くぞスレイブ」
「はい、兄様」

スレイブを引き連れて、聞きだした場所へ向けて歩きだした。
あの一輝を見てもその忠誠心に一切の変化がないスレイブは、もう本気で尊敬できる。

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