第十話:兄弟
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のか?
というかレヴィアたんって――
「もしかして、シトリー先輩のお姉さんのレヴィアタン様ですか?」
「その通り!!ソーナたんのお姉ちゃんにして魔法少女のレヴィアたんだよ☆」
そう言って決めポーズをとるレヴィアタン様
………ああ、あれか最近の魔法少女は魔王少女にパワーアップするのか
いやー、しばらくそういうの見てないから全然知らなかったな
あはははは………っていうか――
「魔王ってみんなシスコンなんですか?」
後ろでシトリー先輩が崩れ落ちていく……やっぱり恥ずかしいんだな
部長もサーゼクス様が来るって言った時かなり恥ずかしがっていたしな
しかもこっちは魔王少女だ、真面目なシトリー先輩にとっては辛いだろうな
「私はシスコンじゃないわ!!ソナコンよ!!!」
「それをシスコンというんですよ、レヴィアタン様」
「ええーい、とにかくソーナちゃんは渡さないんだから☆」
「取りあえず、誤解なんで俺に突き付けている魔法の杖をどけてくれませんか?」
そう言うと渋々、杖を降ろすレヴィアタン様
……危なかった、あの杖には間違いなくこの校舎ぐらい軽く吹き飛ばす魔力が込められてた
「俺はシトリー先輩とはそういった関係じゃあありませんよ、通りすがりに盾にされただけです」
「そうなの、ソ−ナちゃん?」
レヴィアタン様の問いかけに今まで黙っていたシトリー先輩がようやく口を開く
正し、いつものような凛とした声ではなかったけど
「そうです、お姉さまの勘違いです!!!それに私にはまだそういう人はいません!!!」
「よかったー、お姉ちゃんショックで今度こそ本気で天界に攻め込むとこだったよ☆」
危な!!?危うく俺のせいで戦争が起きるとこだったよ!!!
「いやー、ごめんね君、そういえば、君ってリアスちゃんの新しい眷属の子?」
「はい、リアス・グレモリー様の戦車のルドガー・ウィル・クルスニクです」
自己紹介はこんな感じでいいのか?失礼な挨拶だと部長の評判が下がるから緊張するな
「そっか、私はセラフォルー・レヴィアタン☆魔王の座は譲ってもソーナちゃんは譲らないからね☆」
「は、はあ」
「会長!!それにレヴィアタン様!!勝手にどこかに行かないで下さいよ!!!」
ん?あの金髪の奴は確かシトリー先輩の兵士の匙って奴か
「あ?お前は――」
「新しくグレモリー眷属に加わったルドガー・ウィル・クルスニクだ、よろしくな」
「俺はシトリー眷属の匙元士郎だ、よろしく」
俺たちは握手をして自己紹介をする
そういえばこいつ確かシトリー先輩のことが好きだってイッセーが言ってたな
ここは一つ警告しとかないとな
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