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I want BRAVERY
15話 A special club
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体験に対して興奮を抑えられぬまま、自室へ戻った。




 夜。

「やぁ、元気かい?」

「眠い」

「おっと、ゴメンね。でも、大事な事を言いに来たんだ」

「大事なこと?」

「もうすぐ、『終わり』がくる。なんとなく思い出したんだ、だから君に伝えなきゃと思って」

「えらい」

「フフ。ありがとう」

 私は、謎の少年に手を伸ばし、頭を撫でる。

 彼の服は、彼の出す神秘的な雰囲気に合っていないようで合っていて、それがなんか可愛い。

 その後、少年は私の『ワイルド』の力について語った。

「僕は、いつでも君を見てる。たとえ君が僕を忘れててもね・・・」

「忘れないよ」

「フフ・・・じゃ、またね」

「うん・・・またね」

 そこで私の意識は睡魔に飲み込まれた。
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