第三章 兄弟の真実編
第二話 兄妹・友情と決意
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しかも奈々は、灯火学園への受験を既に済ませているらしい。
「お前、もっと良い高校いくんじゃなかったのか!?」
「私は、お兄ちゃんと一緒がいいって‥‥‥ずっと思ってたから、何があっても絶対にお兄ちゃんのそばにいるよ」
「奈々‥‥‥」
翔は奈々の言葉に、つい頬が緩む。
やはり、奈々は奈々だったのだと改めて感じた。
甘えん坊で、いつもお兄ちゃん、お兄ちゃんと言ってついてくる‥‥‥そんな奈々が再びそばにいてくれる。
それは、あの頃の再現‥‥‥そして、新たな始まりなのだろうと翔は察した。
「‥‥‥みんな、改めて紹介するよ」
そう言って翔は、みんなに笑顔で、胸を張って紹介した。
大切な――――――義妹を。
「俺の義妹の、護河奈々だ。 これから、仲良くしてくれ」
皆は笑顔で頷いてくれた。
これが、相良翔と護河奈々の再会。
そして、相良翔の友情が確かなものと感じたときだった――――――。
その日の夜、そして全て守る戦いが――――――始まる。
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