原作開始前
ドイツなう
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《ATTACKRIDE ILLUSION》
ディケイドの姿が三人に分かれる。これで3対3になった。しかし、結果的に状況が元に戻っただけだ。やはり苦戦している。
「くっそ、強いなこの野郎……」
彼方は戦いながらこの状況を打開する策を考える。
(防御力を重視してクウガのタイタンフォーム……いや、流石に三体の攻撃を防ぎきれるとは思えない。やっぱり同系統のライダーしかないか……)
本体である彼方がカードを取り出してバックルに入れる。
《KAMENRIDE RYUUKI》
ディケイドの姿に先程のアビスのように三つのビジョンが重なる。面甲のようなソリッドフェイスシールドの奥にレッドアイが見える。赤を基調としていてディケイド、アビス、そしてセンチピードオルフェノクのときに変身したファイズとはまた違った姿をしている。
仮面ライダー龍騎。その名の通り仮面ライダー龍騎のメインライダーであり、主人公が変身する仮面ライダーだ。
《ATTACKRIDE ADVENT》
カードをさらにバックルに入れると、赤い龍が現れた。この龍は龍騎の契約モンスターの無双龍ドラグレッダー。ミラーモンスターの中でも強力な大物だ。
「頼むぜ、ドラグレッダー。餌はあそこの鮫二匹だ」
「おやおや、言ってくれるじゃないですか」
「行くぞ!」
《ATTACKRIDE SWORDVENT》
彼方の手にドラグレッダーの尾を模したドラグセイバーが握られるのと同時に斬り結ぶ。そして先程と同じ様につばぜり合いになる。しかし、違う点が一つあった。それはつばぜり合いの途中で彼方が右足で蹴りを繰り出したことだ。アビスはそれを喰らってしまう。
「ガハッ!」
「もういっちょ!」
彼方は右足の蹴りの運動のまま左足で足刀を繰り出し、アビスの体を吹っ飛ばす。
「ふう! 龍騎にしたのは正解だったな。動きやすいわ」
そう言いながら彼方は息を吐く。ドラグレッダーの方を見ると、二匹を相手に圧していた。流石、原作でナイトである蓮が「大物」と評しただけのことがある。すると、
《STRIKEVENT》
その音声と共にアビスラッシャーとアビスハンマーが融合し、アビソドンが現れる。そして、戻ってきたアビスの腕にはアビスクローが装備されていた。
「いきますよ!」
「それを喰らうのは御免だな!」
彼方はガードベントのカードにしようとした。しかし、頭の中で何かが引っ掛かっていた。ーーアビスの基本属性は何だ?ーー
「!!」
《ATTACKRIDE STRIKEVENT》
彼方の腕にも同じ様にドラグクローが装備された。
「死ねぇ!」
「イヤだね!」
その声と共にアビソ
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