人生最良の日から人生最悪の日へ
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れた様な気がした
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「御機嫌よう烏さん?こんな夜更けに何をなさっているのかしら?」
この気配は悪魔か…こちらの動きを嗅ぎ付け現れた様だ、忌々しい蝙蝠め
「蝙蝠には関係ない…」
いっそこの人間の様にその命絶ってくれようか…いや、レイナーレがこの場にいない以上勝手に悪魔と一戦交えるのは避けたほうが良いだろう
「残念ながら、関係なくもないの」
「お前らの都合など…興味ない」
「そんな冷たい事言わないで貰えるかしら烏さん?」
「蝙蝠と話すことなど無い…帰る」
「帰すと思って?」
後方から魔力反応、横に跳び回避する…大した威力、当たれば無事ではなかったかも
「外しちゃったわ〜」
「一葉の一撃を躱すなんて中々やるのね?見直したわ烏さん」
「…規格外」
金髪の方はどうにか出来るだろうが、あの黒髪の方はマズい…関われば即滅される
「ユリアーナ遅いぞ…何をしている?」
「ドーナシーク」
大柄の男、堕天使ドーナシークが割って入る、こいつ少し苦手
「ほぅ…これはこれは…フォルネウスの姫ではございませんか…」
「あら小汚い烏さんでも私の事は知っている様ね」
「良く知っていますとも、ですからここは退かせて頂く…貴方とやりあうのは時期尚早なのでね」
「どういう意味かしら?」
ゆったりとした動作でドーナシークは転移の準備に入った、ここは退くが先決、自分も続こう
「さぁてどんな意味なのでしょうかね」
「次は殺す」
悪魔共を睨み付けその場から転移した、本来であれば塵にする筈だったが仕方ない…どのみちあのままならば死ぬであろうから放っておいても問題ない
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「逃げたわね」
「逃がしたの間違いでしょ〜?」
「さぁ…どうかしら?」
「リーゼは相変わらずなんだから〜」
貴女もよ一葉?さっきの一撃だってわざと外したんでしょう、そう言うのも面倒だからあえて言わないことにするわ…そのまま私は視線を下に移す
「まだ…息はあるようね」
「そうね〜、でも虫の息って状態ね〜」
「…一度死んだということにしましょう」
「それはどういう…?あ〜うんうんわかっちゃった〜♪相変わらず悪い人ね♪」
「彼の為よ」
その方が堕天使に対する憎しみが芽生え、恐らくきっかけになるだろう、死を経験す
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