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久遠の神話
最終話 あらたなはじまりその六
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里は二人の返事を聞いてだ、そうしてだった。
 そのうえで二人はスペンサー達の隣の席、二人用のそこに向かい合って座ってカレーを注文しようとした。ここで。
 ふとだ、樹里は今度は上城に尋ねた、彼への問いはというと。
「上城君は何食べるの?」
「カレーのうちで」
「そう、何を食べるの?」
「ううん、そうだね」
 上城は樹里に応えてメニューを開いた、そのうえでこう答えた。
「ハンバーグカレーかな」
「それにするのね」
「うん、そうしようかな」
「じゃあ私もそれにしようかしら」
 彼とハンバーグカレーにするというのだ。
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