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ペルなの
番外編:ブラザーズのおつかい
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ホー!」

「そうだホー!マスターのお使い達成のためにも負けられないホー!」

「ちょっ!?」

「マハフブホー!」「マハラギホー!」

「うわあぁっ!?……あれ?」

「えっと、何か相殺したみたいですけど……」

「何してるホー!マハフブが無駄撃ちになったホー!」

「ヒホー!!こっちのセリフだホー!もっと考えて撃つホー!」


「やるホー?」

「上等ヒホー。返り討ちにしてやるホー」

「「デュエ……」」

「ちょっと待ちなさい!!」

「「ヒホ?」」

「アンタ達、こんな狭い場所でカードなんて広げて邪魔なのよ!そういうことをするならもっと広いスペースのある所でしなさい!」

「おぉ、流石はティア。相手が雪ダルマとカボチャお化けでもハッキリ言うね!」

「うるさい!」

「ヒホ〜。でもオイラ達はマスターからのお使いがあるホー」

「そうだホー。お使いを達成しないとマスターに合わせる顔が無いホー」

「そのお使いって何なんですか?」

「マスターが『初恋ジュース〜極東スペシャルブレンド〜』を飲みたいって言ってたんだホー」

「この近くの自販機に置いてたはずだから探してるんだホー」

「…………アレを?」

「知ってるんですか?ティアナさん」

「……まぁ、ね。結構有名なのでね。飲んだらトラウマになるとか、発狂するとか、人害が好飲する謎の液体だとか、飲むと三日三晩眠れなくなるやら色んな話があるけど管理局発足以来延々と自販機のラインナップに残り続けてる謎のジュースよ」

「そこらの栄養ドリンクとかエナジードリンクなんて裸足で逃げ出すぐらい栄養とか満点みたいなんだけど、とても不味いらしいだよね」

「はぁ、そうなんですか」

「ホントにあんなのを買う気?無海さんの事を思うんなら止めといた方がいいと思うけど」

「それはダメだホー。マスターが買ってくる様に言ってたんだホー」

「そうだホー。飲んだら勇気が限界突破しそうとか言ってたんだホー」

「確かに勇気は上がりそうだけど……」

「……まぁいいわ。そこまで言うなら現物を持ち帰って無海さんに伝えて。ソレは興味本意で手を出していい物質では無いって。これを約束出来るなら自販機の場所を教えてあげるわ」

「ティア!?」

「ヒホー!わかったホー!」

「マスターにはそう伝えるヒホー!」

「そう。自販機はあっちの通路の突き当たりを右に曲がった階段付近の自販機に必ず一本は置かれてるわ」

「ありがとヒホー!」

「早速行くホー」

「ああっ!……ティア、教えて良かったの?」

「ただの興味本意ならプルタブを開けた時点でゴミ箱に放り込むわよ。あの使い魔供を放置も出来ないし
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