キリベル・アヴローラ
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じゃねぇのか?」
「自分の罪を反省するのも漢!!」
「こっそり聞きにいかねぇかルーシィ。」
「なんであたしなのよ!」
「で、話しってなんだよ、爺さん。」
既に嫌な予感がする。このパターンわな。
「うむ、この依頼なんじゃが。」
そう言って一枚の紙を出す。
「何々、この魔導士を倒して捕縛してください。報酬は100万ジュエル。」
「どうじゃ、やってくれるか?」
「引き受けてもいいが、別に俺じゃなくてもいいだろ。」
捕縛依頼なら誰でもできる。ナツとかが適任だ。
「主じゃないと駄目なんじゃよ。この依頼主は評議員でのぅ。ユウトにやるよう指示してきたんじゃ。」
「まじかよ…めんどくせぇな…。で、誰を倒すんだ?」
「主も聞いたことはあるじゃろ。」
俺はよく評議員から指名手配の魔導士の捕縛を依頼される。
よく、そういう依頼を受けていたたいめ、こうなった。
「で、誰なんだよ。」
「キリベル・アヴローラじゃよ。」
「キリベルだと!?」
「なんじゃ、予想以上にオーバーな反応じゃな。」
知ってるも何も、キリベルは俺とは古い仲だ。
しばらく連絡がないと思ったら闇に落ちやがったか。
「生きてたのか。あの野郎……。」
「なんじゃ、知っておったのか。なら話は早いわい。」
「俺にとって、あいつの存在はデカいんだよ。だから、その依頼は俺がやる。」
あいつが闇に落ちたんだったら俺が引きずり戻す。
そう約束したからな。
「そうか、なら明日にでも出発してくれ。メンバーは5人までいいとする。好きなガキ共を連れてゆけい。」
「あぁ、任せとけ。」
「キリベル……。」
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