第一章
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私達だけでなく皆が入られる程の大きな箱舟を作りましょう」
「作るのだな」
「ええ、作りましょう」
またそれを言うのだった。ノアに対して。
「そうじゃないと意味がないわ。皆が助からないと」
「そうだな。それしかない」
決意した声だった。もう迷いはない。
「それが正しい筈だ」
「そうよね。ただ」
「ただ?」
「正しいのは神だけ」
これはへブライの者達の考えだった。ヘブライの者達にとって神は絶対である。だからこそここで正しいかどうかという問題になるのであった。
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