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アラガミになった訳だが……どうしよう
原作が始まった訳だが……どうしよう
24話
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してる辺りか……アリサの到着が来週って話だから、イベントまで半月程度って読みはあってるか。
ふむ……そろそろシオの居場所やらを調べた方がいいか?下手に放っておけばノヴァのところまで、勝手にいってしまう可能性があるな。
「あ、それは心配しなくていいよ」
ん?それはどういうことだ?
「もう、捕まえてあの古寺で暮らさせてるから、心配無用!!」
こいつ……いつの間に見つけたんだ?
「五年前にロシアで見つけて、こっそり日本に連れてきたんだよ。ああ、あの人間にはバレないように、シオのオラクル細胞から作った偽物のコアを幾つかばら撒いたから、本物のシオに辿り着くのは当分先だね。
それにシオには私のオラクル細胞で作ったフェンリルの旗を着せてるから、あの辺りを探してもシオの反応は別のアラガミとしか認識されないよ」
偽装工作までやってたのかよ……本当に底が知れないな。そして、人を騙すことのなんの躊躇もないんだな、こいつは。
本当にこいつと本気の潰し合いをしなくていい事は幸運だな、イザナミに本気で敵意を向けられたら勝てる気がしない。
「私はいつだってマキナの為の動いてるんだから、敵意なんて向けるわけないでしょ!!でも、そんな風に私を評価してくれるのは嬉しいな」
じゃあ、その喜びついでに終末捕食をやめてくれないか?
「それは駄目、マキナを苦しめるものは無くさなきゃいけないんだよ?」
だよな……これさえなきゃな。
「え?これさえなきゃなんなの?」
秘密だ、俺だって全部をお前に教えてやる気はないんでな。



その後、イザナミの執拗な追求を逃れてから、土産を渡すために台場家に立ち寄ろうと居住区を歩いていると、今から任務に向かうであろうゴッドイーター達とすれ違った。
ふむ……リンドウといるのが主人公神薙ユウか?
む、こちらに気が付いたようだな、彼は軽く会釈してそのまま車に乗り込んでいった。どうやら性別は男のようだが……なんというか気怠げな雰囲気だな。
いや、どちらかと言えば世捨て人か?
何というか、そういった妙な雰囲気を纏った奴だった。
まぁ、どの道この一年が終われば話す機会などいくらでもあるんだ、今は関わらない方がいいだろう。
「あれ?マキナさん?」
家に着く前に任務帰りなのだろうか、神機を持ったカノンと出会った。
「やあ、帰りか?」
「はい、さっき終わったばかりです。マキナさんも帰ってらしたんですね、行ってくれれば迎えに行ったのに……」
「それはありがたいんだが……どの道、イザナミに無理やり連れて行かれたから、多分会えなかっただろうよ」
イザナミという名前に一瞬カノンの顔が引きつったが、やはりカノンとイザナミは仲が悪いな。いや、カノンが一方的に嫌って、イザナミが遊んでいると言うのが実際か。
まぁ、俺から言えるのは慣れろという
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