第三十五話 Memorial Hall
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ない。行こうアイリス、俺達が守るから心配しなくていい」
アイリス「ええ、私もメモリアルホールに行くわ。ゼロと兄さんに死んでほしくはないから」
ルイン「急ごう、今ならまだ間に合う」
エックス達が司令室を飛び出し、メモリアルホールに向かって駆け出す。
それを見ていたダブルは冷たい笑みを浮かべていた。
エックス達が揃っていなくなってくれるとは好都合だ。
ダブルの通信機にディザイアからの報告。
どうやらルインのデータの入手に成功したようだ。
ダブル「さてと、あの方に報告するかな…」
ぼやきながら自室に向かうダブルの姿を見た者は誰もいない。
メモリアルホールに赴いたカーネルは目を閉じながらゼロを待っていた。
そしてゼロの気配に気づき、目を開いた。
ゼロ「カーネル…」
カーネル「来たか」
ゼロ「見損なったぞカーネル。いくらイレギュラー認定されたからとは言え、こんな馬鹿げたことをするとはな」
カーネル「………」
ゼロ「今からでもまだ遅くはないはずだ。クーデターを中止しろ。カーネル、アイリスを悲しませるな」
カーネル「…断る」
ゼロの説得に対し、カーネルは却下する。
カーネル「お前達イレギュラーハンターは我々レプリフォースの信念を汚した。それだけは許すことは出来ん」
ゼロのZセイバーとカーネルのビームサーベルに同時に光の刃が形成され、2人は互いに睨み合う。
ゼロ「そうか…行くぜ!!」
一気に加速し、Zセイバーを振るうゼロにカーネルもビームサーベルで受け止める。
Zセイバーとビームサーベルがぶつかり合う度に放電現象が起きる。
ゼロ「はっ!!」
カーネルに向けてゼロはZセイバーの三連撃を繰り出す。
カーネル「くっ!!」
しかし、ゼロの連撃は見極められ、弾かれる。
やはりカーネルの反応速度は凄まじい。
ゼロ「チッ!!」
カーネル「フッ!!」
舌打ちするゼロに対し、ビームサーベルを振るい、衝撃波を連続で放って来るカーネルに対し、ゼロもダブルジャンプを駆使して回避し、Zセイバーを勢いよく振るう。
ゼロ「真空刃!!」
風属性の衝撃波がカーネルに凄まじい勢いで迫る。
カーネルはビームサーベルで弾くと凄まじい勢いで加速し、ゼロに袈裟斬りで切り掛かる。
ゼロ「当たるか!!」
咄嗟に屈んでカーネルの懐に入り、紅い分身をカーネルに飛ばす。
ゼロ「夢幻!!」
カーネル「ぐっ!!」
まともに受けたカーネルは僅かに吹き飛ばされるが、カーネルとて負けてはいない。
カ
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