『遊鬼』
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
てません。』
暫く至近距離で睨まれて、零那も相手の眼の奥を見てた。
『おっしゃ!見したる!』
そう言って服を脱いだ。
背中を向けてくれた。
暫くして服を着た。
『...ほんで?改めて聞くけど何しよん?何時間か前、俺が通った時と変わらんまんまやけど?』
『偽名と携帯番号しか知らん彼氏?待ちよる。』
『なんだそれ!偽名って?』
『うん、偽名。だって遊ぶ鬼やもん。』
そしたら、その人は笑い出した。
笑いが落ち着いて、携帯出したら電話かけた。
『今すぐ駅来い。女待っちょるで。』
切った。
『すぐ来るわ。俺帰るけん。何かあったら呼べや。』
零那の生徒手帳に、名前と携帯番号が書き込まれた。
遠藤...さん。
たぶん、結構年上。
20代後半くらい。
遊鬼は、たぶん、未成年。
マダマダ危なっかしい...
遠藤さんとは、どんな繋がりか...
敵か、味方か...
単なる知り合いか...
そんなことを考えてたら遊鬼が来た。
大怪我してた。
顔も腫れてた。
すぐ帰って貰った。
早速、遠藤さんに、遊鬼に何があったんか聞いてみる。
後日教えるって。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ