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少年少女の戦極時代U
禁断の果実編
第84話 それでも飛べる
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。でも俺、それがどういうことなのか全然分からないんだ」

 横を見る。隣の咲はスプーンを握ったまま沈没していた。紘汰も気づいたらしく、咲の手からスプーンを取って、ナプキンの上に置き直した。

「相変わらず小さいことで悩んでるんだな」
「いや全然小さくないだろ!」
「黄金の果実がどんなものであれ、究極の力であることは確かだ。俺はそれを手にする。そのためなら、誰とだって戦う」

 例えば隣で眠る室井咲だろうが、悩み濃く俯く葛葉紘汰であろうが。
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