海の日シナリオ 海の日の平和な日常(三人称視点)
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は長くなるのでカット。
提督二人と遊んでいた艦娘達が全員集合して、レジャーシートを敷いた上で皆で固まってスイカ割りで割ったスイカを切り分けて皆で食べていた。
「はぁ…… 死ぬかと思った……」
「……」
疲れたアリスの肩をポンポンっとユウキが叩いていると、彼女達の隣に初霜が座って、二人分の飲み物
「提督お疲れ様です」
「途中で金剛は三人に潰されてる私を見ながらハァハァするし響ちゃんは命令無視してくれるし…… だが、悪くない」
「若葉の真似はやめなさい、提督」
「大丈夫だ」
「問題ない」
「提督のその性格、妾は嫌いじゃないぞ」
「えぇ、どう突っ込めばいいのかさっぱりだわ」
若葉を交えた二人の言葉に初霜は頭を抱えるが、割と初めに会った時からアリスは平常運転だった事に気づき、すぐに悩む事を諦めた。
「うん、割と平常だったわ」
「そこ、納得したら私が常日頃から変人だと認めているようなものじゃないか!」
遠い目をして頷いた初霜に、アリスが逆に突っ込むと、近くで聞いていた電が頬を染めてそわそわしながらぽつりっと呟く。
「電は…… いえ、何でもありません」
「えっ? その様子だともしかして…… もしかして、私に恋なのです?」
アリスは自分もドキドキしながら電に聞いた。すると、電は先程の様子から一変して清々しい笑顔で
「それはないのです」
っと答えたのだった。
「ですよねー」
若干ショックを受けたアリスはがくりっと肩を落とす。
まあ、あっても困るのだが……
ユウキが再び肩をポンポンしていると、雷もやってきて、ユウキと逆方向の位置に座りポンポン。おまけに響が無表情で頭をナデナデした。
一体何だこの状況?
そう思いながらも、アリスは少し赤面しつつ「ありがとう……」っと言う。
「でも、頭ナデナデするなら暁ちゃんの方が凄く美味しい反応……」
「そ、それはどういう意味よ! スイカの種を飛ばすわよ!」
「そんな事をするのはレディーとしての嗜みでは不合格ですわよ?」
「うっ…… べ、別に冗談よ! レディーな私はそんなはしたない事はしないわ!」
暁は口元にスイカの種を付けながら胸を張って威張る。
アリスは正直そんな可愛らしい暁の姿に笑いを堪えるのに必死だった。
「提督! 私を除いてハーレムを築くなんて許されないネ! 私も混ぜてくだサーイ!」
「ようこそ金剛、だけど私のお触り厳禁よ」
「大丈夫ネ、ユウキ提督が居るカラ! ねー、てーとく♪」
金剛はユウキを捕まえると彼女を抱いて撫で始める。まるで、可愛い子猫をゲットしたかのように頭をナデナデし、ご満悦のようだ。
ユウキもアリスだけしか分からないような表情の変化
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