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ロックマンX〜朱の戦士〜
第三十三話 Air Forth
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はある程度距離を詰めねば使えんのだろう?あのプラズマチャージショットとやらもこれだけ離れれば容易にかわせる。この勝負、私の勝ちだ!!くたばるがいいエックス!!」

エックス「くそ…」

エイミングレーザーでは届かない。
ライトニングウェブを使おうが同じことだ。
プラズマチャージショットもかわされてしまうとならば。

エックス「(これしかないか)」

エックスはアームパーツをプラズマからストックに切り替える。
プラズマよりもチャージに時間がかかるが、致し方ない。

チャージ完了。

エックス「当たれーーーっ!!」

ストックチャージの1発目が放たれる。
フクロウルは先程のプラズマチャージショットよりも出力も大きさも小さい一撃に訝しむが回避し、静止した瞬間。
3発のフルチャージショットがフクロウルに命中した。

フクロウル「がはっ!?馬鹿な…チャージショットを連発するだと…!?」

エックス「ライトニングウェブ!!」

チャージしたライトニングウェブで落下するフクロウルを拘束するとアームパーツをプラズマに切り替え、チャージする。

エックス「プラズマチャージショット!!」

フクロウル「ぐはああああ!!?ば、馬鹿な…こんな…!?」

プラズマチャージショットを受け、フクロウルは爆散した。

エックス「ふう…」

どうやらエアフォースは指揮官であるフクロウルが倒されたことで撤退するようだ。
フクロウルのDNAデータを回収し、簡易転送装置でハンターベースを帰還する。
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