第三十三話 Air Forth
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飛行艇を乗り捨て、エアフォースの空中戦艦に着陸したエックスは、恐らくディザイアが切り捨てたレプリフォースの軍人達の残骸を見遣りながら、奥へと進んでいく。
道を塞ぐメカニロイドや迎撃用の砲台が破壊されているために進むのは他の基地に比べ比較的容易であった。
奥へと突き進むとリフトに乗り、更に奥へと進むと…。
『エックスよ』
エックス「博士?」
ライト博士の声に引き寄せられるようにエックスは足を進めた。
そこにはカプセルがあり、ライト博士がエックスを見つめていた。
ライト『今までにない未曾有の戦い…それを一刻も早く終結に導くべく、これまでとは違ってアームパーツは2種類用意した。用途に合わせて用いるのじゃ。』
エックス「アームパーツを2種類もですか?」
ライト『そう、まず1つはストックチャージショット。エネルギーチャージに通常よりも時間を要するが、より高密度なエネルギーを集束させ、チャージショットを4発連続で放てるようになる。』
エックス「チャージショットを4発連続で…?」
エックスの最大火力のチャージショットを4発連続で放てるようになるアームパーツの凄まじい性能に目を見開くが、ライト博士の説明は更に続く。
ライト『そしてもう1つがプラズマチャージショット。こちらはストックチャージと違い単発じゃが、その威力は極めて大きく過去のリミッターを解除したファーストアーマーのスパイラルクラッシュバスターに匹敵する。更には敵に着弾と同時にプラズマを発生させ敵に追加ダメージを与える事が可能じゃ。』
かつて最初のシグマの反乱に置いて驚異的な破壊力を発揮したスパイラルクラッシュバスター級の破壊力を誇り、更にプラズマによる追加ダメージを与えるという射撃型故に追撃を苦手とするエックスにはプラズマチャージの性能は頼りになる。
ライト『ストックチャージとプラズマチャージの2種類のアームパーツを用途に合わせて使い分けて戦うのじゃ』
チャージショットを4発を連続で放てるストックチャージショット。
スパイラルクラッシュバスター級の威力を誇り、プラズマによる追加ダメージを与えるプラズマチャージショット。
どちらもバスターを主軸にして戦うエックスには心強い物だ。
これならどのような敵が現れても対等に渡り合えるだろう。
ライト『それからこれはあの子に渡して欲しい。ルインの強化チップじゃ』
オーバードライブの使用時間を延長させるチップ。
エックスは会釈するとカプセルに入り、アームパーツを入手した。
アームパーツに意識を向けることでストックとプラズマの切り替えが出来るようだ。
ルインのチップも入手したエックス。
ライト『エックス、この戦いはあってはならないものじゃ、同じ平和を目指す者同士が争う
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