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ルドガーinD×D
第九話:新たな仲間達
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じで聖女

「いや、大丈夫さ、ちょっと……思い出しただけさ」

「……そうですか、でも辛くなったらいつでも言ってくださいね」

「ああ……そうさしてもらうよ」

『みんな』とはもう会えないけどその代わりに今はみんながいる、やっぱり仲間っていいな………

それと、イッセー、血涙を流しながらこっちを見るな、正直いって怖い

その後サーゼクス様は今度ここで行われる三勢力会談の下見として

授業参観にくると言い残してから(部長からの反対は受け流して)

泊まるところがないという理由でイッセーの家に泊まりにいった

そういえばイッセーって今、アーシアと部長と一緒に住んでいるんだったな……このリア充め!!

ふん、でも俺にはクロがいるから悔しくなんかないんだからな!!!

………ああ、早く帰ってクロの肉球に癒されよう



side クロ(黒歌)


「ただいま」

にゃ、ルドガーが帰ってきたにゃ、今日もいっぱい撫でて貰うにゃ♪

…む!?ルドガーから他の女の匂いがするにゃ!!

「クロ?」

不思議そうに私を見つめて抱き上げるルドガー、そんなルドガーに私は

「いてっ!?」

猫パンチを食らわせる、ふん、浮気はだめにゃ!!

「どうしたんだ、クロ?」

「ニャー!!」

「お腹でも減ってるのか?」

むー……猫の姿ままだと言いたいことも言えないにゃ、人型になろうかにゃ?

でも、それだともう今の関係には戻れないにゃ……

私の正体がばれたらルドガーはどう思うだろうか?

「おーい、クロ?」

きっと、ルドガーは優しいから私を拒絶したりなんかしない

でも――私と一緒にいたら必ず迷惑がかかる

だからいつかはルドガーのもとを離れなければならない

……きっと、いつの間にか消えたらルドガーは私の正体に気づくことはないと思う、でも――

「今日は魚料理にするからさ、クロ」

最後に一度位は本当の私を見せても構わないよね?

「ナァ〜♪」

「うお!?今度はべっとりだな!!」

まあ、まだ先の話、だから今は精一杯甘えさせてね、私のご主人様♪

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