第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第二章 第二層攻略
第10話 ケーキ
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〜…でもそれにしてもこれを食べて、すぐに鍛冶屋ってのもな〜」
「まぁ勿体無いとは思いますけどね」
「でも、俺達はいいか別に」
「はい、いいですよ」
『勿体無い』とは、ケーキを食べたて出た幸運アイコンのことだ。
「はぁ〜それにしても、アスナの誤解がますますときにくくなったな〜」
「ごめんなさい、あたしのせいですよね…」
俺はシリカが落ち込んだ顔をしたので、シリカの近くに行き
「シリカのせいじゃないよっと」
「痛!」
シリカのオデコにデコピンをした。その後に俺はシリカの頭に手を置き言った。
「へっ?」
「そんな事気にしなくて良いよ。俺も悪いんだし」
「でも……」
「なら、明日はシリカは頑張ってレベルを上げること。それでいいよ」
「……それでいいんですか?」
シリカが上目遣いで聞いてきたので、俺は少し(可愛いな)と思った事を誤魔化すように、席からたちシリカに言った。
「あ、ああそれ以外に出来ないし…誤解は解ける時に解くさ。……さぁ、今日はシリカは疲れただろうから、明日に備えてもう帰って寝ようぜ」
「わかりました……ありがとうございます、シュウさん」
その時のシリカの笑顔は、やはりというか…その…とても可愛いものだった
……その後、幸運アイコンのおかげか宿に行ったらくじ引きをやっており、俺とシリカは二人とも一等のレアアイテムで《筋力値》と《敏捷力》を10ずつ上げるドリンクと、高級ポーションを5個ずつ貰った。
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