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エピソード8 〜食事会とパーティ結成!?〜
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私も!?」

「約一名って俺!?あ、俺のテーマカラーは青色なので「リョウト君もね。」……はい」

キリトとユウカがおどろいたような声をあげて、一人逃げようとしたリョウトはアスナに目がまったく笑っていない笑みをむけられ、強制参加させられる。

そして、キリトはまだ納得していないのか反対材料を探す。

「お、お前ギルドは」

「うちはべつにレベル上げノルマとかないし。」

「じゃ、じゃあ護衛は?」

「置いてくるし」

魅力な誘うを断るネタがなくなり、時間稼ぎのつもりかティーカップを口元に運ぶがすでに中身は空だった。アスナが澄まし顔でそれをひったくり、ポットの熱い液体を注ぐ。それを受け取り、口をつけるが表情は優れないキリト。そして…

「………最前線は危ないぞ」

という言葉が響いた瞬間、アスナの右手のナイフが持ち上がり、今度はライトエフェクトを帯び始めた。それを見たキリトは慌てて頷き事なきを得た。
そして、半ば強制的にパーティー結成を約束させたアスナは最後に全員に言った。

「じゃあ、明日朝9時に74層のゲート前に集合ってことで。」

その言葉に対し、首を横に振る者はいなかった。





流石に女性の部屋に夜遅くまでも居るべきではないので、豪華な食事会はお開きになり、キリト、リョウト、ユウカの三人は帰ることにする。そして、アスナが階段を降りたところまで見送りに来てくれる。

「今日はご馳走様。」

「まぁ、こっちも料理する手段が無かったからな。助かったよ。」

「今度は俺がご馳走するよ。」

「ふふっ。楽しみにしてるね。」

そうして、四人は名残惜しそうに空を見上げるが夜の暗闇に星の明かりは呑まれ存在しない。鉄の蓋に閉ざされた空を見上げていたキリトがポツリとつぶやく。

「……今のこの状態、この世界が茅場の作りたかったものなのかな……」

しかし、その呟きに答えられるものはこの場にはいなかった。
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