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エピソード8 〜食事会とパーティ結成!?〜
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料理が出来上がり食卓に並べらる。
キリトとアスナ、リョウトとアスナが向かい合って席に着き、食事が開始される。
うまさと豪華さが合間って一言も言葉が発せられないまま、食事を完食した。
◆
「あぁ……今までがんばって生きてきてよかった…」
アスナの言葉に同感と頷く三人。
「不思議ね………。なんだかこの世界で生まれてずっとくらしてきたみたいな。そんな気がするの。」
「……俺も最近、あっちの世界のことをまるで思い出さない日がある。俺だけじゃないな……この頃は、クリアだ脱出だって血眼になる奴が少なくなった」
「攻略のペース自体おちてるわ。今最前線で戦ってるプレイヤーなんて、五百人もいないでしょう。危険度のせいだけじゃない……みんな、馴染んできてる。この世界に……」
「そりゃそうだろう…こっちの方が生きてることを実感できる。向こうで代わり映えのしない生活を送るより、こっちで多少危険でもスリルのある生活の方が楽しいのは確かだ。」
「でも、私は帰りたい。」
「そうだね…向こうでやりたいことはたくさんあるからね。」
「「「「・・・・・・・・」」」」
話がひと段落して、誰も喋ろうとせず、気まずい雰囲気が支配していた。
沈黙に耐え切れなくなったのか、それともこの場の雰囲気を変えるためかアスナがソロ三人組へと話題を切り出す。
「ねぇ、君たち、ギルドに入る気はないの?」
「「「え………」」」
「ベータ出身者が集団に馴染まないのはわかってる。でもね、七十層を超えたあたりから、モンスターのアルゴリズムにイレギュラー性が増してきてるような気がするんだ」
確かにと頷く三人
「ソロだと、想定外の事態に対処できないことがあるわ。いつでも緊急脱出できるわけじゃないのよ。パーティーを組んでいれば安全性がずいぶん違う」
「安全マージンは十分に取ってるよ。忠告はありがたく頂戴しておくけど……ギルドはちょっとな………それに…」
「それに?」
「パーティメンバーってのは、助けより邪魔になる方が多いし、俺の場合」
キリトがそう言った瞬間、鼻先に二本、首筋に一本ナイフが突きつけられる。
それを見たキリトは表情を引きつらせて、降参のポーズをとった。
「………わかった、あんた達は例外だ」
「「「そ」」」
三人はナイフを戻し、指先で弄ぶ。
すると、アスナがとんでも発言をしてくれる。
「なら、しばらくわたしたちとコンビ組なさい。ボス攻略のパーティーの責任者として、君たちがウワサほど強い人なのか確かめてみたいし。約一名にはわたしの実力も教えて差し上げたいし。あと今週のラッキーカラー黒だし」
「なんだそりゃ!?」
「え?
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