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エピソード8 〜食事会とパーティ結成!?〜
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るから、二人とも適当な所に座ってて。行こう、ユウカちゃん」

「はーい」

早々に女子二人は着替えるために部屋を出てってしまう。

「なぁ、これいくらぐらいかかってると思う?

着替えるために装備ウィンドウを操作していたら、即物的な質問をしてくるキリト

「ん〜、内装込みで四千kぐらいだろ」

「マジか…俺もそのくらい稼いでるはずなんだが…」

「まぁ、無駄遣いも程々にな」

そんな会話をしていたら、着替えにいっていたアスナとユウカが戻ってきた。アスナは簡素な白いチュニックに膝丈のスカート、ユウカは水色のTシャツとショートパンツという格好になっていた。

「それで、キリト君はいつまでその格好なの?」

アスナの指摘に慌てて武装を解除し、黒色のシャツと同色のズボンになる。
リョウトはいつの間にか雪の結晶があしらわれていた着物から簡素な紺色の浴衣に着替えていた。

「へー、リョウト君は浴衣か。意外だね。」

「まぁ、リアルでも浴衣とかで過ごしていたからな。楽でいいぞ。」

全員がラフな格好になったところでキリトをアイテムウィンドウを操作し、〔ラグー・ラビットの肉〕をオブジェクト化し、テーブルに置く。

「これがS級食材かー。で、どんな料理にする?」

「シェ、シェフのお任せコースで…」

「うーん、私も二人に任せるよ。」

「「ん?二人」」

アスナとキリトが二人揃って首を傾げる。

「え、俺もやるのかよ。」

「「リョウト(君)も料理するの!?」」

「なんか傷つくぞ…おまえら…」

(アスナはともかく、キリトには何回か食わせてやったことがあるんだがな。)

「え…リョ、リョウト君、スキルはどのくらい習得してるの?」

「完全習得だが」

「いつ?」

「一年前くらい」

ま、負けたと言って落ち込むアスナ。

(あー、そういえば、『先週、完全習得したわ』とかドヤ顔で言ってたな…)

「さて、メインはアスナに任せるから、俺は付け合わせとデザートを担当するぞ。」

「……そ、そうだね。ちゃっちゃと始めちゃおうか…」

少し涙目になりながら、調理を開始するアスナ。

アスナはラグー(煮込む)という名に従って、煮込み料理のシチューにする模様。リョウトはアスナが用意してくれた食材を使って、簡単にサラダを作り、それが終えるとデザートに取り掛かる。

「なんか、リョウトが料理って意外だな…」

「そうかな、あの見た目だから、そんなこと思わなかったよ。」

「あ〜、確かに。リョウトは中性的な服着たら絶対に男ってわからないからな。」

割と失礼な言葉を発してる外野にナイフが数本投げられたのは言うまでもない。

それから、数十分後
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