第34話「ネギまと俺〜倒錯する想い〜」
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。念のために残していた8発の弾丸を差し出し「これで最後ネ」
「少し足りないが……丁度といえば丁度、か」
どことなく不満げに呟いた。
この場にいるのはタケルを除いて11人と1匹。弾の対象は一発で一人のため、4人もしくは3人と一匹を運ぶことが出来ない計算になる。
そして、3人と一匹は超鈴音を除いて今現在意識をもっている数でもあるのだから、必然的に今現在気を失っている人間達に使われてしまうだろう。
超鈴音を当たり前のように残す側に含まないのは、残念ながら当然の配慮といわざるを得ない。
「仕方ないな……悩んでいる時間もない」
クルリと向きを変える。
「近衛さんとカモは未来に送られなくても構わないか?」
――ここは安全とは言いがたくなるが。
申し訳なさそうに言うタケルに、二人が大きく頷いた。
「嫌やわ先輩、ウチがおらんかったら傷ついた人を助けられへんやろ〜?」
「何水臭いこと言ってンすか、タケルの旦那! おれっちが真実を見届けなくて誰が最後までこの戦場を見届けるっていうでぇ!!」
2人の大きな言葉に、安心したように頷く。ついで、刹那と楓に。
「君達も……構わないか?」
「にんにん」
「このかお嬢様を守るのは私の役目ですから」
らしい言葉が返ってきた。
「聞くまでもなかったな」
言葉と同時、並んで気を失っている生徒達に次々に弾をあてがっていく。
順にチサメ、のどか、ユエ、パル、ネギ、アスナ、クー……そして。
「キミで最後だ」
「フフ……これで私という危険な芽に意識を配る必要がなくなたネ?」
「……3時間後の世界で、じっくりとお別れ会でもしてくることだ……最後の文句くらいなら聞くが?」
「こっちは完敗した身……言い訳する気も起きないヨ」
穏やかな顔で言う彼女の言葉には、確かに悔しそうな色はあまり見て取れない。
「……」
タケルが無言で弾を当てようとしたとき、超は呟いた。
「……ありがとうネ、先生」
――これで、とりあえず死ぬことはなくなたネ?
タケルの意図を全て読み取った彼女の頭脳はさすが、というべきか。それに対して、タケルは無表情のまま、言う。
「俺はキミの副担任だからな……礼は要らない」
ぽかんとした超はそのままクスと笑って、時空に呑まれてていった。
こうして、そもそもの一端であった超鈴音はこの時間から消え、超鈴音VS魔法教師軍団の図式では一応、後者が勝利を収めたことになった。
――これで、問題が2つ片付いた。
ホッと息をつく。
正直なところ、スーツがおシャカになった今の状況で、目の前の二人と戦いたくはない。
対峙する必
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