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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
二話〜訓練
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整段階のはず……それでこの精度か、むちゃくちゃいい腕してんじゃねーかよ!
久しぶりに燃えてきたぜ!




side 士郎


「む、防がれたか。ヴィータだな、あれは」
「ヴィータちゃんだね」
「ならばこれでどうだ?」


今度は3発の矢を同時に番える。
するとティアナが聞いてきた。


「あの〜もしかしてそれ……撃つんですか?」
「何を当たり前の事を聞くんだ君は?」
「私が言いたいのは3発も同時に打てるのかってことなんですけど……」
「それぐらいは造作もないさ。まあ見ているがいい。敵はおそらくこちらに向かってきているだろう。追撃は任せるぞ、なのは、ティアナ」


3発の矢を放ち、そのうちの2発がスバルを襲う。1発はヴィータが、もう1発はスバルが撃墜する。
狙い通りに最後の1発は二人の後ろにいたキャロの背後へと迫る。
だが、それは意外な人物によって阻まれた。




side ランス


一番小さいやつに迫っていたあいつの矢を叩き落とす。


「背後にも気は配っとくもんだぜ?お三方よぉ」
「てめぇ、なんで助けた?」


ヴィータのやつが聞いてくる。


「んなもん、お前とやり合いてえからに決まってんだろ?シグナムとは同じチームだから戦えねえからな。で、次に強そうなお前とやり合おう、ってこった」
「あいつからの攻撃はどうする気だ?」
「あっちにはシグナムが行った。あいつ相手にこっちに気を配る暇あると思うか?」


そう言われ考え込むヴィータだが、すぐに答えは出たのか不敵な笑みを浮かべ、答える。


「ねえな」
「だろ?じゃあ、さっさとはじめようせ!!」
「ああ。鉄槌の騎士ヴィータと鉄の伯爵グラーフアイゼン、行くぜ!」




side シグナム


最初の狙撃であたりをつけ、向かったビルにエミヤはいた。


「良い腕だな。エミヤ」


私の声に反応した奴は数本の矢を放ってくる。私はすべて叩き落とした。


「何、君の今の芸当に比べれば大したことはしていない。で、君が用があるのは私か?」
「ああ。お前ほどの手練れなら騎士としてはぜひ剣を交えたい」
「騎士………か」


騎士に何か思い入れでもあるのだろうか。しばらく考えたあと、


「いいだろう。その勝負、受けて立つ。ワーカー、ブレイドフォーム。」
[フォルムチェンジ。ブレイドフォーム]


奴の手には白い剣と黒い剣が一つずつ。この男も中々楽しませてくれそうだそう思いながら剣を構えた。
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