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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
二話〜訓練
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いった様子で首を傾げているフェイト。
まさか、素でやっているのか?
「………この場に君以外に女性がいるか?」
「ッ!!!!!えと、あの、その、あ、ありがと………」
「ヒューッ!照れる姿もいいねぇ、初々しい」
「も、もう!ランス!」
結局フェイトはランスを追いかけるも捕まえられず、後日偶然この近くにいたシャマルの口からこのことがはやてにばれて、いじられる羽目になるフェイトだった。
side ランス
夜、アーチャーを屋上に呼び出す。
「何か話でもあるのか?」
「ああ。お前、あっちで何があった?嬢ちゃんにはあれだけ隠してた情報を簡単に話しちまってよ。少しは疑うってことをしねえのかよ?」
少し強めの口調で言うも、アーチャーは大して気にした風でもなく微笑を浮かべながら答える。
「ああ、そのことか………。なぜだろうな、私もわからんが、彼女たちに隠し事をする気にならなかった、といったところかな。ああ、貴様の宝具に関して言えば、仕返しだぞ。それと、こちらからもひとつ聞きたい。なぜ私がエミヤシロウだと知っている?」
「こっちに来るときにお前の記憶が流れ込んできたんだよ」
「そうか。そういえば私もだな」
そう言って笑うアーチャー。今の顔はこいつがあの生け好かねぇ皮肉屋現実主義の弓兵だって知っているから驚いた。本当に坊主そっくりの笑顔だったから。
「変わるもんだな、ほんとによぉ」
「貴様もやることが言峰に近づいて行ってるぞ」
「嬢ちゃんならまだいいが言峰だと?」
「ああ。私をハメた後の笑顔とかそっくりだぞ?」
「くっ………、最悪だぜ、あいつと一緒にされるとはよ……」
そう言われて心底嫌な気分になる。
「で、その言峰と嬢ちゃんって誰や?」
「ああ、言峰は人を人とも思わない性格ド腐れ外道神父で、こいつの元マスター、嬢ちゃんというのは遠坂凛。別名赤い悪魔と呼ばれる……マスターみたいなことをする少女で私の元マスターだ」
「へぇー。でも神父が外道ってええんかな?その凛って子も私と気が合いそうやわ〜」
「確かに話が合いそうだ………って、」
「ん?なんや?」
ちょっと待て。今俺はこいつと二人だけだったよな?
なぜ俺が返事をしていないのに会話が成り立っている?
その疑問は後ろを振り向くと解消された。
「なんでマスターがここにいる!!!」
「いや、面白そうやったから」
「……いつから居たんだ?」
「貴様の宝具が〜ってとこや」
神出鬼没すぎだろ……。
「ほぼ最初からではないか………」
「で、ランス、アンタはまだうちらを信用してへんのやな。」
今までとは打って変わって真剣な表情でマスターが問いか
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