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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
二話〜訓練
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「士郎ちゃん………プッ」
「………聞こえているぞ、マスター」
「はやてちゃん、笑ったらだめだよ!とっても可愛いのに……」
「だからなのは、それ男の人にいうことじゃないよ……」


そんなこんなで昼が過ぎていく。しかし気になることが一つ。絶対にからかいに来るであろうと思っていたランサーが現れなかった。何かあったのだろうか………




……………………………………………………………………


その後の午後の訓練。スバル、ティアナ、エリオ、キャロの四人はなのはと、私たち二人はフェイトとやることになった。


「空戦での前衛は的を絞らせないように戦うのが基本。特にスピードタイプなら防御するような事態はない方が絶対にいいんだけど、空戦と地上戦は勝手が何もかも違うから、慣れるまで少し時間がかかるかな?」
「で、具体的に何をやるんだ?」


どうやらさっさと始めたいらしいランサーがフェイトを急かす。


「とりあえず二人とも攻撃面では私たちよりレベルが高いし、回避訓練をやったほうがいいね。私が攻撃するから、十分間避け続けてみて」
「避けるだけか?」


私の質問に対してフェイトが答える。


「撃ち落とすのは慣れてるでしょ?だからまずは避けるだけでやってみて」
「なんだ?避け切る自信がねえのか?」
「ふっ、そんなわけないだろう。十分間避け続けるなど簡単だ」
「言い切られた………。じゃあ、二人とも準備はいいね?それじゃ……いくよ!」




…………………………………………………………………………………


で、結果は………


「三発か。意外と食らっちまったな」
「貴様はまだいいだろうが。……私は五発も食らったぞ」
「………かなり本気でやったんだけど。私からこれしか食らわないならAランク魔導士の攻撃なら余裕で全弾回避できるよ……」
「基準がわかんねえな。フェイトよぉ。もちっとわかりやすく教えてくれ」


憔悴状態のフェイトに対してランサーは質問を投げかける。


「リミッター付きのなのはとやっても互角……っていえばわかる?」
「なるほど、フォワード四人をまとめて相手くらいはできる、という事か」
「明日からは二人で徹底的に模擬戦やるようにってはやてとなのはから言われてるから、よろしくね」


相手がランサーか。これは負けるわけにはいかんな。


「貴様とか……やってやろうではないか」
「弓兵ごときに近接戦で負けるかよ」
「あの〜、二人ともその辺で………」


睨み合いを続けているとフェイトが見かねて仲裁に入る。


「しゃーねぇ、美人の頼みなら効くっきゃねーな」
「美人って?」


ほんとに何を言っているのかわからない、と
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