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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
二話〜訓練
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side シャーリィ
「………できたーぁ!」
「お疲れ様です、シャーリィ」
はやてさんの依頼で作った二つのデバイス。依頼された時点では『基本機能のみを完成させたら少し待ってて』といわれたので簡単な仕事かと思っていたら、
『二人の戦闘スタイルにできるだけ合わせたものをよろしく』といわれその作業に今の今まで追われていた、というわけだ。とはいえ、間に合わせでつけた機能なので、これからも定期的にアップグレードを行わなければならないのではあるが。
「私が届けてくるので、シャーリィは休んでいてくださいです」
「ありがとうございます、リイン曹長」
徹夜明けの私はひと眠りしに自室へ戻ることにした。
side なのは
リインから二人のためのデバイスを受け取り、朝の訓練に持って行く。
二人はすでに来ていて、一戦交えた後のようだ。
「士郎君、ランス君、おはよう」
「ああ、おはようなのは」
「おう、おはようさん」
「これ、ついさっき完成したばかりの二人のデバイス『ソードワーカー』と『レッドブランチ』だよ」
二人に大よその機能説明をする。まずは士郎君のソードワーカーから。
「士郎君ソードワーカーは昨日使っていた二本の剣を模した双剣型アームドデバイスで、ブレイドフォームとボウフォームの二種類あるからね。切り替えはフォームチェンジ、って命じてくれればOKだよ」
「なるほど、概ねは理解した」
次にランス君のレッドブランチ。
「ランス君のレッドブランチはゲイ・ボルグに似せた槍型アームドデバイスで、遠距離投擲ができるようにバリアジャケットへの転送式を組み込んであるから手元に戻したいときは転送式を起動させてね」
「ほう、中々にいい機能じゃねえか。ありがたくいただくぜ」
一通りの説明を終えたところで今日の予定の説明に入る。
「今日からは訓練ではこの子たちを使って空中戦闘訓練をメインでやっていってもらうよ。フェイトちゃんにも空いてるときはお願いしてあるから。基礎はスバルたちが来るまで私が教えるよ」
「まさか空中戦をすることになるとは思わなかったぞ……」
「面白そうじゃねえか、早速はじめようぜ」
やる気があるのはいいことなんだけど、バリアジャケットもなしに飛行するのはちょっと、いやかなり危ない。なのでバリアジャケットは装備してもらう。
「その前にバリアジャケットを展開してね」
「そのことだが、なのは。私たちサーヴァントには各々でランクは違うが対魔力がもともと備わっている。それに私たちの戦闘用の服は英霊としての物。防御面はおそらくバリアジャケットより優秀だ」
「そ、それならいいけど……」
その後、スバルたちが来る
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