第三十一話 Cyber Space
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を僅かに延長させるチップじゃ。』
それを聞いてエックスは目を見開いた。
エックス以上の出力のバスターとゼロ以上の性能のセイバーを持つルインが持てば鬼に金棒だろう。
エックス「博士、ありがとうございます。パーツとチップを受け取りましょう。」
ライト『うむ、エックスよ。人とレプリロイドの誰もが皆、心に弱さを持っておる。しかしだからこそ、互いに手を取り合い、助け合うことが出来るのじゃ…。お主を信じて支えてくれる友人達のためにも頑張るのじゃぞエックス。』
エックス「はい、博士。ありがとうございました」
ライト博士に深々と頭を下げ、カプセルの中に入るとエックスのヘッドパーツが変化する。
新たなヘッドパーツにより、特殊武器のエネルギー効率が改善された。
さらにチップを入手し、奥へと向かう。
そして奥のエリアに着いたエックスはヘッドパーツの力で改善された特殊武器を使い、奥へと進んでいく。
途中の重力反転装置に似たスイッチを発見し、それを押すと真逆になる。
スイッチを発見次第、それを押し、ボールを落とし、バリアのような物を破壊し、更に奥へと向かった。
恐らくサイバースペースの最奥部。
そこに入ると孔雀を模したレプリロイド…否、孔雀型コンピュータプログラムで、女性のような口調が特徴の…。
エックスは知らないがかつてはハッカーからネットワークを守るガードプログラムだったサイバー・クジャッカー。
クジャッカー「潜在能力…測定不能!?…信じられないわね……」
エックス「お前は何者だ?何故こんなことをする?」
クジャッカー「ある人に頼まれたのよ。あなたを調べて欲しいってね。」
エックス「何だと!?」
クジャッカー「それじゃあ行くわよ!!醜い者は滅びておしまい!!」
エックスの眼前からクジャッカーが消える。
次の瞬間背後に現れたクジャッカーの羽根が閃光を放ちながら伸びる。
エックスは咄嗟に跳躍し、それを回避した。
エックス「は、速い…見えなかった。」
一体いつの間に移動したのだ?
クジャッカー「その底知れない潜在能力…。あの人が言っていた無限の可能性…。あなたは危険すぎる。眠りなさいエックス」
背後で囁くクジャッカーに対しバスターを連射するエックスだが、クジャッカーは空間の中を巧みに移動しその尽くかわす。
クジャッカー「無駄よ。ここは私の庭よ。あなたの攻撃は私には当たらない。そして…ターゲットロ
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