第三十一話 Cyber Space
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にバスターを放つが弾かれる。
エックス「ソウルボディ!!」
今度はソウルボディを繰り出す。
ソウルボディを受けたミル・トラエルが消滅した。
エックス「よし!!」
ミル・トラエルにはソウルボディが有効だと分かり、ソウルボディを駆使して奥へと進む。
このエリアの最奥に着くと、エックスのランクが表示された。
ランクはS。
エックスは次のエリアに向かう。
エックスは次のエリアに着くと、同じようにかわせないミル・トラエルにソウルボディを喰らわせながら、駆け抜けるとSランクの評価を得る。
これを更に次のエリアでも繰り返すと、Sランクの評価。
その奥の部屋には…。
『エックス。エックスよ…。』
エックス「っ!!」
その時エックスは思わず目を見開いた。
有り得るはずがない。
ここは現実世界ではない。
電脳のサイバースペースなのだ。
しかし…エックスには何故か分かる。
確実に彼はこの空間にいる。
誰のナビをも必要とせずに、居場所さえも手に取るように分かる気がした。
そして案の定、見慣れた青いカプセルはそこにあった。
エックス「ライト博士、どうしてこちらに?」
ライト『お主にパーツを授けるためじゃよエックス。ここではヘッドパーツを授けよう』
柔らかな微笑を浮かべたままライト博士が言う。
エックス「ヘッドパーツ…ですか?」
ライト『左様。このヘッドパーツを装備すれば、敵から得た特殊武器を使用する際に生じるエネルギー消費をほぼ皆無にまで抑える事が出来る。つまり、敵の特殊武器を殆ど無尽蔵に使う事が出来るのじゃ』
エックス「っ!!それはつまり……」
つまり武器エネルギーの消耗を気にせずに、存分に特殊武器を扱う事が可能となるのだ。
敵のDNAデータをバスターの端子に組み込む事で新たな力を得る能力を持つエックスには実に心強い能力だ。
ライト『しかし、特殊武器のエネルギーの消費を抑えられるのは、通常の攻撃のみ、チャージによる攻撃の消費は抑えられんので注意して欲しい』
エックス「分かりました」
どうやらそう上手い話ばかりではないらしい。
メリットがあれば当然デメリットはある。
しかしヘッドパーツの性能は過去の物より高性能で、エックスとしても喉から手が出るほど欲しいパーツに違いはない。
ライト『それからこれをルインに渡して欲しい』
エックス「それは?」
カプセルに表示された朱色のRのエンブレムが刻まれたチップ。
ライト『これはルインの新能力である、攻撃力倍化のオーバードライブの使用時間
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