怪談トーク
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いがか弱い少女 、一条 風華にてとても耐えられそうにない。
下手をすればヤンデレになってしまう。
それだけは止めたい止めさせたい!
「死ぬって大袈裟なたかが怪談トークだろ?
俺みたいな怖いもの知らずに効くかな」
「効くよクリティカルヒットだ。
下手すれば蘇生不可能なダメージを胸に刻み込まれるぞ!」
「そ、そんなにですか?
私、そこまで言われると気になります」
俺は余計な事を言ってしまったのかも知れない。
その俺の一言で影と風華の冒険心に火を付けてしまった。
「止めた方がいいぞ?
心にぐっと来る精神攻撃が2時間位、永遠と淡々と続くんだぞ!
下手をしなくても心にダメージを負って二度と立ち上がれないかも?」
自分でも言い過ぎたかも知れないがあの怪談トークに参加を阻止するためには少し位、大袈裟に大胆に言った方が説得力が有るだろうしそこまでやばいのか?と不安がらせる事も出来るだろう。
「絶対それ言いすきだろ?
怖いと思うから怖いんだよ可愛いと思うから可愛んだよカッコイイと思うからカッコイイだ。
それと同じ容量で考え冷静に聞けば怖い物は怖く無くなる」
「な、何が言いたい?」
「赤信号、皆で渡れば怖くない!!」
昔の死語を軽々しく堂々と大声で影は言った。
今の時代、赤信号とは只の赤と黄色と青に光る意味不明な物体としか言えない代物
現代の車は危険時には独自に対応するようにプログラムされているので車が走っている最中、急に子供が走って来たとしても勝手に止まり何事も無かったようにしてまた走り出す。
「それは今の時代だから言える事だがジジの怪談トークは半端じゃないんだ!
ドラクエで言うザラキーマと同じ位の威力を持ったトークなんだぞ!」
「お、お前はお前でドえらい昔のゲームの魔法を知ってんな」
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