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D.C.V〜ダ・カーポV〜過去の人がやってきた??〜
立夏「体育祭!」清隆「編集会議ですね」
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ここは風見学園公式新聞部の部室、そこには詰襟の学生服を着た黒髪の男子学生と本校生徒であることを示す後ろ側に裾のついた上着とスカートを兼ねるワンピースタイプの服を着た女子生徒が2人、セーラー服にブリッツスカートを履いた女子生徒が3人が部室の机を囲むように座っている。まあ1人は机の上に腕で枕を作り眠りこけているが・・・
「それではこれよりゴールデンウィークあけの公式新聞部春季体育祭の記事について担当分けをしたいと思います」
そう言って金髪の女子・・・森園立夏は会議の始まりを告げた。
「お、お〜むにゃむにゃ・・・」
「「あはは・・・」」
気の抜けた返事に銀髪の女子、芳乃シャルルと茶髪で横の辺りで括った髪型をした女子、葛木姫乃が乾いた笑みを零す。
「葵、気の抜けた返事をありがとう。皆も学年が上がったし私とシャルルは本校生になったから締めるところは締めて行きましょ。ってことでさら?」
「は、はい?」
「そこの寝坊助を起こしてくれる?」
「あっはい、分かりました」
立夏に呼ばれた青い髪で腰まであるツインテールの少女瑠川さらは未だ居眠りしている少女を起こすために席を立って隣で寝ている少女を揺すって起こす。
「葵ちゃん、起きてください」
「うん、む、無理です」
少女ー陽ノ下葵は無理と言って起きない。なんだかんだで見慣れた光景になったさらが葵を起こす風景を見て今日も活動してるんだなと実感している清隆だった。
「無理って森園先輩が睨んでますよ?早く起きないと・・・」
「後3・・・」
「3分ですか?」
「30年・・・」
『長いわ??』
全員が葵の発言に声を揃えて突っ込んだ。
今度は清隆が未だ居眠りしている葵の耳元に近付きこう呟いた。
「葵ちゃん起きないと、バイトの時間になるよ?」
「ま、マジですか!?今何時ですか!?急がないとってあれ、清隆さん、それに皆さん?」
清隆の言葉で一瞬にして目が覚めた彼女は急いで帰る準備をしようとして周りを見て止まる。
「ようやくお目覚めかしら、陽ノ下葵さん?」
「あ、え、えっと、あ、あははは………」
葵の対応に立夏はため息をついた。
「全く、この子はいっつも、いっつも居眠りばっかりして」
立夏は困ったように呟く。
「すいませんです!もうバッチリ目が覚めました!」
葵は何度も頭を下げた。
「それじゃあ今度こそ体育祭の記事に関する役割分担会議を始めるわよ」
立夏はそう宣言した。
清隆side
「役割はどういう風にしましょうか?」
姫乃がどんな役割にすべきかルル姉に質問した。
「う〜ん、学年対抗競技を担当する人とと各クラスの応援の様子をチェックする人と、生徒へのアンケー
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