01 誕生―まがんをつぐもの―
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それから住む所を探す事になったのだが、小さい召喚獣達に探すのを手伝ってもらう事になった。
といっても召喚してないから精神体だ。
後、実は俺の中のマナ使って一時的に実体化も可能。その場合、ただ存在するだけなので力を使うことは出来ないそうだ。
弾丸、ソイルを使ってようやく召喚獣の力を引き出しながら実体化できるって感じだろうか?
とりあえず今は住み家を見つけよう。
ユニコーン(不思議なダンジョン)ムンバ、子チョコボなどが散らばって探してくれてるし。
俺はとりあえず森の中を歩く。
シヴァは念のため蒼い光の球になって横に漂いながらついてきてくれる。
しばらくすると近くの茂みから何かが飛び出してきた。
なんか狼みたいな奴が三匹と大きい獣が一匹。
『主、あれはウルフとケルベロスと言う魔物です!』
「あれが……魔物」
相手はよだれをたらして今にも襲い掛かってきそうだ。
早く何とかしないと殺される!
『主!私を召喚してください!』
シヴァが叫ぶ。
とはいってもどうやれば……?
まてよ、俺は召喚に関する知識を持ってるはずだ。
召喚、魔銃での具現化。
魔銃は俺と融合してるはず……?
胸に手を当ててみる。
(出てきてくれ……!)
念じた瞬間黒い風が俺を中心に吹く。
胸に当ててた右手が黒く光る。
右手を前に突き出すと光は消え、魔銃が手に装着されてた。
なんとなく使い方がわかる。
勝手に知識が引き出てくる。
そう思った時には俺は魔銃を持っていない左手で敵を指差し……
「お前にふさわしいソイルは決まった!」
って言ってた。
なんで俺こんな事言ってんだ?
自然に体が動く。
俺は左手で魔銃に入れる三つの弾丸の一つを取り出す。
「光無き魂の叫び、ダークグリーン」
そう言って俺はソイルを指ではじき、魔銃に入れる。
そして次の弾を取り出す。
「生み出す事を許さない、ヴァージンホワイト」
ベルトを叩き最後の弾を出す。
「そして、全てを凍てつかせる、アイスブルー」
魔銃の一部が激しく動き始める。力が魔銃に集まってくる。
俺は魔銃をウルフたちに向けながら……
「光れ、召喚獣……シヴァ!」
引き金を引いた。
銃から弾が打ち出される。
それぞれの弾の色と同じ光が螺旋を描きながら一つになる。
その瞬間、辺りを一瞬だけ真っ白にするような光を発する。
そして光が収まるとそこには蒼い肌に黄色い不思議な髪をした美しい女性がいた。
『我が主に攻撃しようとした事、後悔するがいい!』
シヴァは両手を掲げると光が集まり、手を前に突き出した瞬間氷の混じった吹雪が相
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