第八話:バトル&バトル?
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「うおおおおっ!!!マター・デストラクトオオオッ!!!!」
「バカな!?私の攻撃ごと!!?」
コカビエルの光の槍を俺の槍で砕き
驚くコカビエルめがけて一直線に突っ込みコカビエルの胸を貫く
「ごふあっ!!?」
「うおりゃぁぁぁ!!!」
当然そのまま止まる気もないので校舎を破壊しながら突き進み、最後に豪快に吹き飛ばす
コカビエルは瓦礫に埋もれたままピクリともしない
生きているかもしれないが直ぐに起き上がる心配はないだろう――
「随分と面白いことになってるじゃないか」
突如聞こえてきた声に警戒し見上げると、そこには白銀の鎧を着た誰かがいた
『むっ!?白いのか』
突如イッセーの赤い籠手から声が聞こえてきた……なんだあれ?
ひょっとしてティポみたいなやつか?
「白!?もしかして、あなた白龍皇!!?」
白龍皇?白龍皇ってあの神をも屠ると言われた二天龍の片割れのことか!?
ということはイッセーの赤い籠手に宿っているのは赤龍帝か!!?
え?コカビエルが言ってた?
嫌だな、あんな奴の言葉なんか覚えておくほど俺の脳の容量は多くないよ
そういうのはジュードみたいに頭が良い奴が覚えておけばいいの
『久しぶりだな、赤いの』
『そうだな、白いの』
『いつも通り戦おう……と言いたいところだが今の宿主は別のことに興味があるみたいでな』
『奇遇だな、俺の方もそうだ』
『まあ、こういうのも偶には悪くはない』
『そうだな』
そう言ったきり黙り込む二人…いや二匹?
そのせいで嫌な沈黙が流れて主に俺と白龍皇に視線が集中する……何だろうすごくいたたまれない
「えっと……それであなたは何しにここに来たのかしら?白龍皇」
やった、グレモリー先輩がこの沈黙を破ってくれた、尊敬します先輩
「コカビエルの回収さ、俺は今、堕天使側にいてね、アザゼルからコカビエルの討伐を任されていたんだが――」
そこで鎧を頭部分だけ解き俺を見る白龍皇、ダークカラーの銀髪に整った顔立ち
こいつ――イケメンだ、祐斗といい勝負かもしれない
「君に邪魔されてね」
邪魔されたとは言っているが心底嬉しそうな顔をする白龍皇、こいつ――
「ドMか」
俺がそういうと何故か空気が凍った、あれ?おかしいな?俺なんか変なこといったかな?
中々動き出さないみんな…いや、姫島先輩だけは何やらハッとした様子で白龍皇を見ていたけど
そして何故かその顔がミュゼと似ていたのは気にしないでおこう
「………残念ながら俺はMじゃない、ただの戦闘狂だよ」
どちらもアウトだと思うのは俺だけだろうか?
「俺は強い奴と戦うのが生きがい
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