15:"ソレ"
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ユミルのビルド解説回。
そしてキリト、まさかのヒロインからのボッコボコ回。
原作だと格好いい成分MAXですが、たまにあるこういったコミカル展開もいいですよね。
純粋に格好いいキリト君が好きな方、申し訳ない……。
※以下、前回の戦闘回で文字数制限に引っかかり、解説し切れなかったソードスキルの解説を綴っていきます。
●《バスター》
両手斧カゴテリの、最も基本的な単発初級スキルの一つ。
相手に飛び掛り、斧を振り上げて全体重をかけて打ちおろす、シンプルな一撃を放つ。
ユミルは鍛錬を重ね攻撃速度を凄まじいまでに向上させ、かつその速度で攻撃力も上昇しており、元々単発スキルなので硬直時間が極めて短いこともあり、彼女はこの初級ソードスキルを優秀な攻撃手段に昇華させている。
●《ハリケーン》
上記のバスターと同じく、最も基本的な両手武器共通の初級単発ソードスキル。
体をコマの様に一回転させ、その勢いで前方約270度を扇形に旋回水平斬りする技。
火力こそ最低ランクだが、硬直時間・攻撃範囲は優秀。
ユミルはバスターと同じく、このスキルにも熟練し、速度を大きくブーストさせている。
●《トリクル・セライド》
両手槍カゴテリの中級ソードスキル。
三歩の前進ステップと共に、横薙ぎ・大上段からの振り下ろしで十字を描き、そしてその中心に向けて突き上げるという三連撃を繰り出す。
火力・連撃数・予備動作・硬直時間・攻撃速度全てのバランスに優れたソードスキル。
強いて言えば、やはりユミルのチョイスなのか……火力がやや低い代わりに硬直時間の少なさにやや優れる。
●《アース・ダッシャー》
両手斧カゴテリの単発中級スキル。
スマートなスキルがほとんどのSAOでは珍しく、地面ごと相手を下段から抉り上げ、筋力に任せて打ち上げるというパワフルなスキル。
見ての通り強力な一撃に加え、追い討ちや着地の隙を狙える程の硬直時間の短さまで備えているが……攻撃範囲が極端に狭く、対人では使いづらい。避けられた際の反撃は確実なものになるリスクを覚悟しなければならない。また、再度使用するためのクールタイムも極めて長い。
ユミルはキリトの意表を突く形でこのスキルを使い、見事相手を打ち上げ、勝機の《ヴォーパル・チャリオット》まで戦術展開を繋げる事に成功させた。
●《ヴォーパル・チャリオット》
単発重攻撃の両手槍スキル。ユミルの使う、数少ない上級ソードスキル。
端的に言えば、原作でも登場するキリトの《ヴォーパル・ストライク》の両手槍バージョン。
技の出までの時間と技後の硬直時間こそネックとなるが、両手で放たれるそれは片手剣のヴォーパル・ストライクをも超える長大なリーチと絶大な威力を誇る。
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