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私のこころ
私のこころ
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[9] 最初 [1]後書き

しかし、彼は遂にくることはなかったのです。

神はやはり存在しないのかもしれません
ですが、もしかしたら彼はくるのがお嫌になってしまわれたのかもしれません。
ですから私は神様を恨みきれませんでした。
やがて雪が舞い、春の訪れが垣間見ることのできる季節になりましたが、私の心はあの紅葉の秋からなにも変わってはいないのでした。

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