暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス ALTERNATIVE
第1章 一学期
第2話 決闘
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簡単に手に入れて来るんだから。更識とか言う政府の対暗部用暗部なんかとは大違いだな。鎧衣さん最近また何処かに出掛けて行ったみたいだけど、元気かな?

真「織斑君!織斑君!織斑君!来ましたよ!君の専用機が!」

山田真耶先生がはしゃいだようなーーーーってか、実際、はしゃいでいるんだがーーーー声を上げ、一夏に近寄る。

真「これが、織斑君の専用機、白式です!」
一「白…式…」
千「織斑、時間がない。初期化と最適化は戦闘中に行え。」
響「ほら、ぼけっとしてないで早く白式に触れろ。」
一「あ、ああ。」

一夏は白式に触れると、こう呟く。

一「分かる…こいつが何の為にあるのか、分かる気がする…」
響「白式から一夏に挨拶でもしたんだろ。ほら、早く乗れ、一夏。」
一「分かった。」

白式の前面装甲が開き、操縦者を受け入れる体制になる。
すると、突然ユイが話し掛けてきた。

ユイ『パパ…少し、お話が。』
響『…何だ?ユイ。』
ユイ『それが…ドイツ軍の基地で、苦しんでいるコアがいます。』

ドイツ…?懲りない奴等だな…

響『…詳しく教えてくれ。』
ユイ『はい。そのコアなんですが…最近VTシステムを組み込まれた様なんです。』
響『VTシステムだと…!』

VTシステム。開発、運用が世界で禁止されているシステム。モンド・グロッソの歴代ヴァルキリーのデータをトレースした物だ。

ユイ『助けてあげたいのですが…私には、何も出来ません…なので、パパ、あの娘を…助けてあげて下さい!』
響『…そうだな…だが、俺は行けない…だって、ドイツ語喋ること出来ないから…という訳で、テオドールを向かわせよう。』
ユイ『本当ですか!ありがとうございます!パパ!大好きです!』

ヤバイ。何だこの可愛い生き物は……寮の部屋に戻ったらVRワールドにダイブして、モフモフしたい。それが俺の唯一の癒しだからな…

テ「……ちょう、隊長!」
響「ん?何だ?テオドール。」
テ「どうしたんだ?さっきからずっと黙ったままだぞ?」

俺は、小声で話す。

響「…少し、ユイと話してた。所でテオドール。お前、オルコットとの試合が終わったら、ドイツに行ってこい。」
テ「ハァ?」
響「VTシステム(ボソッ」
テ「ッ!」
響「ドイツ軍基地の何処かにそれを埋め込まれたISコアがある。何処か分かるか?」
テ「ドイツ軍でISを使っている部隊は…あの部隊、『シュヴァルツェ・ハーゼ』しか思い付かない…恐らくそこだと思います。」
響「…わかった。ラダビノット司令に連絡すれば、あの人の権限で基地に入る事も可能だろうな。よし、俺の決闘が終わったら、“国連軍人”として行動しろ。織斑先生には上手く言って置くから、安心して行ってこい。」
テ「了解、隊
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