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ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第4章 俺の幼馴染とテロ屋さんが修羅場すぎる!
第59話 思いもよらぬ大騒動
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を入れ替えた。今度は俺が龍巳の背中を洗ってあげる番だからな。ちなみに俺の息子だが、いつもよりもさらにしっかり磨いたおかげでテッカテカの黒光りになったわけだが、代わりに今でもギンギンのMAXパワーが抜けないぜ。まぁ暴発だけは避けたけどな!
「じゃあ髪どけてくれ」
「ん」
龍巳が髪を肩から前に垂らすことにより、白くきめ細やかな肌の背中が露わになる。俺はそこにしっかり石鹸の泡を載せたスポンジを当て、丁寧に洗い始めた。女の子の肌だし、俺みたいに垢すりでゴシゴシするわけにもいかねぇしな。
龍巳の背中、何度見てもちっちゃいな。この小さな背中にあれだけの強大な力が備わってるなんて、目にした今でもにわかには信じがたい。………………なあ龍巳、お前って一体、本当にどういう存在なんだ? いつか、俺にもちゃんと話してくれるのかな。お前のこと、もっとちゃんと知りてぇよ。
「ぅし、終わりだ。もう髪後ろに戻していいぞ」
「……イッセー」
「ん?」
「前も」
「ぶふぅっ!?」
ま、まままま、前もぉぉぉおおおっっ!?!?
「アホかぁっ!? 前ってお前、それじゃあおっぱい触っちまうじゃねぇか!! エッチはダメって言ったろ!?」
龍巳が俺の前を洗うのと、俺が龍巳の前を洗うのじゃぜんぜん違うだろ!
「イッセー、質問」
「………………何だよ?」
「エッチの定義は?」
……は? エ、エッチの定義? 改めてそう言われると……
「えっと、エッチはエッチで……だからその、こ、子作りに関するようなこと、とか?」
「そう、つまり性器を触ったり触られたり、性器を合体させるようなこと」
「ブホッ! だ、だからお前、そういうことは口にするなと……」
「イッセー、よく聞く。おっぱいは性器じゃない」
……は?
「い、いやいやいや、性器じゃなくてもエッチな事に変わりないだろ! 子作りの時だっておっぱい揉んだりするし!」
「それ、エッチな目的で触るから。今は表面、洗うだけ。揉むんじゃない。だからエッチじゃない」
「で、でもだな、例えそうでも触ったらそれだけで男はエッチな気持ちに……」
「イッセー、それは……」
「それは?」
「不可抗力」
「ふ、不可抗力? そうなの……か……?」
「そう」
「……そう、か」
えっと、今から龍巳のおっぱい触るのは洗うためだからそれはエッチな行為ではなく、そして触った結果俺がエッチな気分になったとしても、それは不可抗力だから問題なく、つまり俺が龍巳のおっぱい、いや、龍巳の前を洗うのはエッチな事ではないから約束を破ることにもならない?
「えっと、じゃあ、いい……のか?」
「ん、ちゃんと手で、
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