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ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第4章 俺の幼馴染とテロ屋さんが修羅場すぎる!
第59話 思いもよらぬ大騒動
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に問題はない』と言った感じにです。実際我々の間では何一つ問題はなかったのですから、虚偽の報告にはなりません! あったことを正直に書いて、その上で問題なしと報告するのです!」
え、えぇぇ………………そ、そんな子供の言い訳のような報告書で本当にいいんですか? しかしながら俺の疑問をよそに話は着々と進んでいく。
「とは言ってもあまり間を空ける訳にはいかないでしょうね。私達が追加の報告書を挙げる前に上から追求されたらその時点でアウトよ」
「明日までには……いいえ今夜中には挙げる必要があるでしょう」
「私の眷属とソーナの眷属、全員で取り掛かってギリギリ、といったところかしらね?」
「考えている暇はありません。すぐに取り掛かりましょう。幸い生徒会室には全員分の設備があります」
「なら遠慮なく使わせてもらうわ。聞いてたわね皆! 事態は一刻を争うわ! すぐに生徒会室に移動して作業に取り掛かるわよ!」
お、おぉぅ……あっという間に決まっちまった。今夜は修羅場だな。俺たち今日家に帰れるのか、これ?
と、そこでイリナとゼノヴィアが焦ったように立ち上がって口を開けた。
「ふむ、皆も忙しそうだし私達はそろそろお暇しよう!」
「そうねゼノヴィア! じゃあ皆、頑張ってね!」
そしてそそくさと部室を後にしようとするイリナとゼノヴィア。しかし……
「「ちょっとお待ちなさい」」
その2人の肩を部長と会長がガシッと掴んだ!
「あなた達が天界にした証言と私達の報告書に齟齬があればまた問題になりかねないわ」
「お二人にも報告書作成に付き合ってもらいます」
「「ひっ!?」」
そして部長たちの表情を見て悲鳴を上げるイリナとゼノヴィア。俺もこの時になってようやく気付いたけど、部長と会長の目が血走っててめっちゃ怖かった。
「で、でもでも! 実はミカエル様に報告した後、事情聴取のために他の様々な部署をたらい回しにされてるの私達!」
「この1週間まともに寝ていないんだ! 頼む! もう限界なんだ! 寝かせてくれ!」
うぉっ!? マジか。確かによく見りゃ化粧で隠してるけど目の下にはくまがあるし、肌もガサガサだな。さすがに可哀想だし寝かせてあげたいんだけど……
「悪いけどこちらも余裕がないの! 黒歌! 白音!」
部長は無慈悲にもイリナとゼノヴィアの主張を切って捨ててしまった。
「ごめんねゼノヴィアっち〜。にゃんか私達ピンチみたいだしさぁ〜」
「アニメの時間までには帰りたいんです。観念してください」
そして2人を押さえつけ、生徒会に連行していく黒歌姉と白音ちゃん。
「「い、いやぁぁぁ………………」」
聖剣使いの悲痛な悲鳴が響く中、俺達は報告
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