第四章 炎
第1話 灼爛殲鬼(カマエル)
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あったらしき場所が綺麗にえぐり取られている。
狂三「く……ぁ……」
狂三は絞り出すように息を吐き、その場に膝をついた。
誰が見ても戦えるような状態ではない。
だが
琴里「銃を取りなさい」
一方「……あいつはもう戦える気力はねェだろ」
琴里「まだ闘争は終わってないわ。さあ、もっと殺し合いましょう、狂三。あなたの望んだ戦いよ。もう銃口を向けられないというのなら、死になさい」
士道「琴里……?な、何を言ってるんだ?」
一方「それ以上やったら本当にヤツは死ンじまうぞ!精霊を殺さずに問題を解決すンのが〈ラタトスク〉だろォが!」
しかし、琴里は士道と一方通行の言葉に耳を貸さなかった。再び、〈灼爛殲鬼〉に焔が引き込んでいく。
士道「狂三!」
士道が耐えられなくなったのか、狂三を守るように狂三の前に立った。
狂三「士道、さん……?」
一方「チッ!あの馬鹿が!」
一方通行が士道たちのところへ駆け出す。
それと同時に紅蓮の咆吼が放たれた。
その時、
〈灼爛殲鬼〉を構えた琴里がハッと目を見開いた。
琴里「おにーちゃん……ッ!避けてっ!」
放たれた炎は軌道や変えられず、
士道の意識は途絶えた。
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