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俺の知ってる作品でバトルロワイアル
4話:零崎舞織の人間交流T
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の拳は桁外れの破壊力を持つと言う毛利蘭。コナンほどではないが頭が良く、常に冷静だと言う灰原哀という子供。
 平次が話し終わると、杉村も同様に自分の知り合いに関する話をした。
 川田章吾は杉村との交流があまりないらしいが、杉村の参加したプログラムでは対主催だったらしい。桐山和雄はオールバックの不良で、棒術の達人である杉村と渡り合うほどの実力者でプログラムでは殺し合いに乗っていた。相馬光子はアイドルのような美少女だが殺人を躊躇わず頭が切れる上に色仕掛けや演技が得意だという。稲田瑞穂は、プログラム中は会っていなかったため詳しいことは判らないが杉村曰くかなりの電波で危険。坂持金発はプログラムの監督をしていた軍人でナイフ投げの達人。
「話を聞く限り、なんかこう、ふつうの奴がおらんな」
 平次は口元に手をあてて考え込むような仕草をする。実際彼の頭は知り得た情報を素早く整理し、脳に記憶として刻み付けていた。
「はい、川田は協力してくれるかもしれませんが他は・・・」
「期待できないっちゅー事か」
「私のほうもあんまり・・・」
 流石の伊織もこの空気で殺人鬼の知り合いがいるとは言えない。
「よし、なら決まりや。まずは工藤を探すで!」
 デイパックを持って立ち上がる平次。はい!と返事してそれに着いて行く杉村。
「姉ちゃんはどないするん?無理に着いて来なくてもええで」
 そう言われると断りにくいじゃないですか。と心の内で突っ込む伊織。
 本来なら人識や哀川潤を探しに行きたいところだが、伊織はまだ零崎として未成熟だ。人識に言わせて見れば才能だけで戦っている状態。もし誰か、例えば殺し名や呪い名などと戦闘になったらひとたまりもない。一人で行動してそんな連中に遭遇しないとも限らない。
 それならば剣道の達人だという平次と、棒術の達人だという杉村と行動したほうが良いのではないか、と。
「わかりました、しばらくよろしくお願いします」
 戦力的には申し分無い。
 目の前の二人やその知り合いが一般人だということを考えると、殺し名や呪い名のような人智を越えた力を持つ者はそうそういないという考えに至った。
 だが伊織は甘かった。
 この会場には、多少の制限こそかけられているものの、殺し名や呪い名と同じような、またはそれを上回る能力を使うものがたくさんいる。そうで無くとも強力な武器も支給されている場合もある。
 生き残るには、そのことに気付かなけらばならない。


【零崎舞織@人間シリーズ】
[状態]:健康
[装備]:ショートソードを装備、ポケットにコンタクト
[道具]:支給品一式、ショートソード@現実、コンタクト@GANTZ
    海藤瞬のノート@斉木楠雄のΨ難
[思考・状況]
基本思考:人識君や潤さんを探す
1:殺し合いには乗らないつ
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