第二十九話 Jungle
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ア「ぐっ…」
スパイダス「だが、これで終わりだなディザイアの坊や。ライトニング…」
ルイン「…うわああああああ!!!!」
スパイダスが技を放つ前に強引に糸を引きちぎり、フルチャージショットをスパイダスに向けて放つ。
スパイダス「何!!?」
不意を突かれたスパイダスはルインのフルチャージショットに脇腹を刔られた。
激痛に顔を顰めた瞬間。
ディザイア「はああああっ!!」
ディザイアのサーベルがスパイダスの動力炉を貫き、スパイダスは機能停止した。
ルイン「大丈夫?ディザイア?」
ディザイア「…ええ、ご迷惑をおかけしました……」
そう言うディザイアの表情は暗い。
助けるために一緒に来たというのに逆に彼女に助けられた自分に憤りを感じていたからだ。
ルイン「ダブル。ディザイアがダメージを受けた。転送をお願い」
ダブル『了解デシ!!』
ダブルが通信を受け、ディザイアをハンターベースへ転送する。
ルインは機能停止したスパイダスからDNAデータを入手するとデータを武器へ組み込んだ。
新能力<キャプチャリング>によりこれでスパイダスの電撃系の特殊武器と必殺技が扱えるようになった。
キャプチャーし終えた後は後始末は後続のハンター達がやってくれるだろうと、ルインもハンターベースへと戻ろうとしたが、何か不思議な気配を感じてそちらに向かうと、見慣れたカプセルを発見した。
ルイン「ライト博士…?」
カプセルが起動し、ライト博士のホログラムが現れる。
ライト『元気そうで何よりじゃルインよ。この戦いはあってはならぬ戦いじゃ。何故、同じ志を持つレプリロイド同士が戦う?』
カプセルの中に姿を現したライト博士がルインに向かって問い掛ける。
ライト『平和を守る者同士が何故戦わなければならないのか?きっと何かの間違いじゃルインよ、このカプセルに入るがよい。このカプセルに入れば、お主の戦闘力を2倍にするオーバードライブが扱えるようになる。ただし、オーバードライブは使用時間が切れたりダメージを受けると解除されてしまうから気をつけるのじゃぞ。』
ライト博士がルインに“R”の文字が刻まれたチップをホログラムにして見せる。
そして次に見せるのはエックスのアーマーパーツのフットパーツだ。
ライト『後はこのパーツをエックスに渡して欲しい。このフットパーツをつければ、ホバリングが可能になる。前後に動くことができ、暫く滞空できる。高い場所にいる敵や、危険な場所を、落ち着いて移動するのに有効じゃ。一刻も早く無駄な戦いを止めるのじゃ、ルイン…』
ルイン「分かりました。パーツを受け取ります」
ルインはカプセルに入るとエックスのフットパーツを入手し、オーバードライブの使用が可能になった
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