第二十九話 Jungle
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から気配を感じて飛びのくと子蜘蛛型メカニロイドが降ってきた。
ディザイア「副隊長!!」
ルイン「来ないで!!」
チャージセイバーでメカニロイドを薙ぎ払うと、木にバスターを数発放つ。
しかし、スパイダスはそれを容易く回避してしまう。
スパイダス「ライトニングウェブ!!」
電撃を纏った蜘蛛の巣を放つ技にルインはダブルジャンプで回避するとバスターを放つ。
スパイダスは目の前にライトニングウェブを放つと盾代わりにする。
ライトニングウェブは床に当たる。
スパイダスのライトニングウェブの厄介なところは威力でもなければ、スピードでもない。
一度、相手を捕らえれば簡単に外すことが出来ない拘束能力なのだ。
ライトニングウェブに触れないように、床に着地した瞬間。
スパイダスは筒のような物を取り出し、それをルインに向けて投げる。
黒い霧のようなものが噴射して、ルインに纏わりついた。
ルイン「うっ…これは!!?」
霧は身体に付着して粘り着き、関節の動きを鈍らせる。
ルイン「ホールドガム…!!」
スパイダス「勝つためには手段は選ばん。ライトニングウェブ!!」
ルイン「くっ!!」
ライトニングウェブに搦め捕られたルインは動きを封じられる。
ディザイア「止めろ!!私が相手だイレギュラー!!」
スパイダス「イレギュラーだと?我々をイレギュラー扱いするか…まあ否定出来んのが悔しいがな…だが、たかがA級が元がつくとはいえ特A級に勝てると思っているのかディザイアの坊や?」
ディザイア「もう私は昔の私ではない…!!私は特A級の実力を得た!!」
サーベルをスパイダスに振るうが、スパイダスは嘲笑いながらディザイアの攻撃を回避していく。
ディザイア「くっ!!」
サーベルをスパイダスの脳天に目掛けて振り下ろすが、片手でサーベルを持つ腕を掴まれる。
スパイダス「成る程、確かにA級にしてはパワーもスピードも悪くない。実力が特A級クラスというのも満更出鱈目ではなさそうだ。あくまで特A級の下位…精々ペンギーゴやナウマンダークラスがいいところだろうが」
ディザイア「何…!!?」
スパイダス「ふん!!」
ディザイアの腕を弾き、スパイダスはディザイアの顎に強烈な掌底を喰らわせ、身体を浮き上がらせると鳩尾に蹴りを入れて吹き飛ばす。
しかし直ぐさまディザイアは体勢を立て直した。
スパイダス「ほう?中々どうして、A級ハンター如きが楽しませてくれるじゃないか。」
ディザイア「つあっ!!」
スパイダス「甘いぞ坊や」
サーベルの鋭い突きを回避し、裏拳をディザイアの顔面に喰らわせる。
スパイダス「A級にしては悪くない。ああ、A級にしては…な。」
ディザイ
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