第二十九話 Jungle
[2/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
えた。
かつてのイレイズ事件でチームを組んで共に戦ったアイリス。
ゼロ「アイリス!!?」
エックス「どうしてここに?」
目を見開くエックスとゼロにルインはアイリスに歩み寄る。
アイリス「ルイン…兄が…レプリフォースが…」
ルイン「…うん。分かってる」
アイリス「お願い!!兄さんと戦わないで!!きっと何かの間違いなんです!!」
ルイン「…彼らは世界各地で暴れ回ってる…私達はハンターとして彼らを止めなきゃいけないの……許してアイリス」
アイリス「………」
ルイン「ダブル、今…動きがあるのは何処?」
ダブル「は、はい!!このジャングルにレプリフォースのゲリラ部隊が大型のビーム兵器を守っているデシ」
ルイン「了解。」
アイリス「あ…」
アイリスがルインに手を伸ばすがルインは構わずジャングルへと出撃した。
エックス「ルイン…」
エックスは彼女の後ろ姿を見つめながら複雑そうに呟いた。
何だか彼女が思い詰めている感じがしたからだ。
通路を歩くルインにディザイアが駆け寄って来る。
ディザイア「副隊長!!」
ルイン「ディザイア、どうしたの?」
ディザイア「副隊長がジャングルのレプリフォースの基地へと向かうと聞いて…」
ルイン「………」
ディザイア「副隊長。私も連れていって下さい。」
ルイン「え?」
ディザイア「いくら副隊長と言えども1人では危険です。」
ルイン「でも…」
ディザイア「あなたを死なせたくはないんです。1人で行くよりも2人で行った方が…」
ルイン「ありがとう…」
ルインは微笑みながらディザイアに礼を言う。
ディザイア「副隊長…」
ルイン「君は本当に優しい人だね…いつもいつも人一番頑張ってるのに…凄いよ」
ディザイア「そんな…私が…こんなに頑張れたのも…ひとえに、あなたが…副隊長がいてくれたからこそ…です」
ルイン「大袈裟だよ」
ディザイア「大袈裟ではありません(私が努力を怠らないのは、あなたを守るためです…あなたを1人の女性として愛しているから…)」
ジャングルにあるレプリフォースの基地へと辿り着いたルインとディザイア。
彼ら2人は互いに目を合わせながら、一気に駆け抜ける。
セイバーとサーベルが閃くと同時にメカニロイドが細切れにされていく。
ディザイア「(ようやく、彼女の隣で戦えた……)」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ