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ロックマンX〜朱の戦士〜
第二十八話 Sky Lagoon
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しないと……」

ゼロ『何だと…!!?』

ルインの言葉に愕然とするエックスとゼロ。

エックス『では街の重力制御装置も…』

動力源を失った浮遊都市スカイラグーン。
それが何をもたらすかは子供でさえ分かるだろう。
当然、スカイラグーンは地上に落下しこの街の住人はおろか、落下点にいる下の街の住民にまで大勢の犠牲者を出す破目になるのは確実だ。

ルイン「もう手遅れだよ…私は…私は先に脱出するから、エックスとゼロも急いでね!!」

ルインは簡易転送装置を使い、地上へと脱出する。
数え切れない程の人命を見捨てていく自分を呪いながら。



































地上へと脱出したルインは火の海と化した都市を見つめる。

ルイン「…許さない…!!何の罪もない人達を……それが…お前達のやり方かーーーーっ!!!!」

ZXセイバーを抜き、ノットベレーへと切り掛かる。
怒りに満ちた表情でノットベレーを殲滅していく。
怒りと強化されたアーマーの出力も相まって凄まじい攻撃である。
エックスとゼロと合流せずしてイレギュラーを排除していく。
奥へと進むとそこには…。

ルイン「…何で、君がここに……?」

絶句するルイン。
若干あどけなさを残す表情と栗色の長い髪。
見間違うはずもない。
本来ここにいるはずが…いてはいけないはずの人物がいる。
レプリフォース陸軍士官カーネルの妹にして同軍のオペレーター、アイリスの姿がそこにあった。

ルイン「アイリス!!」

アイリス「ルイン…助けに来てくれたの……?巨大なイレギュラーが突然襲ってきて…」

ルイン「あいつか…!!」

憤怒の表情を浮かべ、イレギオンを睨むルイン。

ルイン「アイリス、少しだけ待ってて。エックスとゼロにメッセージ入れとくから」

エックスとゼロにアイリスを任せ、自分はイレギオンの破壊に向かう。
イレギオンはルインの姿を見つけると同時に襲い掛かって来る。
ルインはイレギオンの爪をかわすと懐に入り、ローリングスラッシュを喰らわせる。
怯むイレギオンから距離を取り、フルチャージショットを胴体に叩き込む。
のけ反ったイレギオンに向かって跳躍し、落下スピードを加算した一撃。
スカルクラッシュでイレギオンを両断した。

ルイン「………」

セイバーを握り締めながら、爆散したイレギオンの残骸を見遣るルイン。
そこに…。

カーネル「ルインか…」

ルイン「カーネル。何で君がここにいるの?」

カーネル「妹のアイリスがイレギュラーにさらわれてしまってな…アイリスは無事だろうか?」

ルイン「アイリスはエ
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