暁 〜小説投稿サイト〜
仮想空間の歌う少年
11ー本番(開演ブザー)
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「花咲く思いは氷と共に鳴り響け♪」

と歌うと同時に凍りついていた守護騎士が粉々に割れーーーその破片がまるで花吹雪の如く先にいる守護騎士に突き刺さり守護騎士が消えていく。

「綺麗…花吹雪みたい…」

リーファが呆然と呟く。しかし異常なPOP率は変わらずなんだかんだ6割進んだがその先に100体以上の白いゴキ…守護騎士がいる。しつこい。…カチーン。

「ーーー♪」
「これは…!」
「えっ何??口笛?」

キリト、リーファが驚いた表情を浮かべる。そう、今、口笛でクラシックを吹いている。その名はベートーベン作『テンペスト』

「ーーー♪」

この口笛を吹くとスノーの周りにドラグーンはすっぽり入りそうな竜巻が3個発生した。
そしてその竜巻は守護騎士を飲み込んでいく。
さらにスノーは一気に突っ込みSAO時代の、『デスサイズオーバードライブ』のソードスキルの形を使い…100近くいる守護騎士の軍団を散り散りにする。
その隙を待っていたのがキリトだった。

「うおおおおおおお??」

そのまま大剣片手に扉に突っ込み…ユイちゃんに何か言われたかと思うとキリトは何処かに転移した。

「よし??このまま??」

俺は竜巻と共に一番下へと落下して行った。
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