第四話
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っと……もの凄く格好いいよ……?後、他人にもちゃんと気配りが出来る人!欠点としては……必要以上に踏み込まないって所かな?」
そう言われた。
まあ、頼る気はなかったからどうでもよかったのだが……しかし当人にあってもっとわからなかくなった。
このような温厚そうな人間がなぜ裏の事情を知っているのか……しかしその疑問はすぐに消えた。
グレモリー眷属との私的な決闘でイリナに窮地が迫った時、あの男がイリナを助けたのだ。
その時の剣技……いや、あれは舞っているようにも見えた。
それほどに実力があるんだと確信したさ。
兵藤一誠はここにいる誰よりも強いという事もわかった。
しかしだからこそ巻き込みたくはなかった。
この気持ちが何なのかはわからないが……私はあいつを巻き込みたくはないのだ。
そして廃工場の辺りに来た所で……爆発が起こった。
「なんだっ!?」
「爆発!?」
私達は急いで中に入る。そこでは……グレモリー眷属の一部の悪魔がはぐれ神父達と戦っていた。
それと私が戦っていた木場というグレモリー眷属の騎士と戦っている白髪の男はフリードだ。あいつが持っているのは……まさか、天閃の聖剣か!
「ほらほら、どうしたのぉぉぉぉぉ〜?」
「僕は、必ずエクスカリバーを破壊する!!」
「ひゃははは!そんなんで僕チンのエクスカリバァァァァァに勝てるわけないでしょ!」
そう言うと木場の魔剣は粉々に破壊されてしまう。
いかん!
「フリード!」
「ちっ!聖剣使いか!」
フリードは私が破壊の聖剣を振るうとフリード神父は一瞬で飛びのく。
ちっ!聖剣の力か!
「おうおう、ちょっと難しいかもしれないねぇ……それにエクスカリバー持ちのクソビッチが二人とか」
「……確かにそうだな、少しお前には分が悪いようだ、フリード」
……この声はここにいる者の誰の声でもない。
新しい、年老いた声。
「まさか貴様は……バルパー・ガリレイか」
こいつが関わっているという事もわかっていたが……まさかここで一気に出くわすとはな……。
「ソード・バースか。あらゆる属性、あらゆる力の魔剣を生み出し、使い手によれば無類な力を発揮する上級の神器。それに聖剣使い二人に赤龍帝か」
バルパーは余裕そうな表情で私達を見る。
「バルパー・ガリレイ!!」
木場はフリードの傍に立つバルパーへと襲いかかろうとする!
でも木場の剣はフリードの阻まれ、そのまま鍔ぜり合いになった。
そして木場は魔剣の限界を察知して、フリードから離れる。
「もしや君は……聖剣計画の生
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