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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第419話】
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くとニコッと柔らかな笑みを浮かべた。
「……お兄ちゃん、楯無さんに見とれちゃダメだからね」
隣でジト目で見つめてくる美冬に、楯無さんはクスクスと笑みを溢すと――。
「うふふ、美冬ちゃん……ヤキモチ?」
「……!? やっ、べ、別にヤキモチじゃない……ッ! て、ていうかそろそろ就寝時間じゃん! 楯無さん、部屋から出ないと怒られちゃいますよ!?」
慌て始める美冬に釣られ、時計を見ると確かに十時近くを差していた。
クスッと微笑を溢すと、楯無さんはスカートの裾を正して立ち上がると。
「じゃあヒルト君、宜しくね。 ……あ、部活動貸し出しの仕事もあるから大変かもしれないけど、頑張ってね? またもし織斑君と仕事内容に格差があるなら直ぐに報告お願いね?」
「了解です。 ……じゃあ美冬、楯無さん、二人ともおやすみなさい」
「うん。 お兄ちゃん、夜更かしはダメだからね? ちゃんと歯磨きしてから寝るんだよ?」
まるで母親の様に口出す美冬に、楯無さんは――。
「うふふ、やっぱり私には二人が羨ましいな。 ……じゃあヒルト君、おやすみなさい。 美冬ちゃん、行きましょう」
「あ、はい」
パタンとドアが閉まる音が聞こえる――大会が直ぐに開催されるのにも驚きを隠せないが……それよりも、美冬にフェラさせたり胸で挟ませたりって……兄としてはダメだな……。
……でも、嫌だと思わないのも事実、とりあえず脳裏に過るさっきの行為のせいでまた欲望の塊が突起し、自重しろと心で呟きつつ俺は部屋の明かりを消して眠ることにした。
その日の夜、ラウラが夜這いに来ることがなかったが――もしかすると、シャルに止められたのかなと思った……。
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